産業ロボ管理ツール「ROGEAR」、ドキュメントのバージョン管理機能追加
株式会社ファースト・オートメーションは2022年8月25日、ロボット導入が円滑になる仕様管理ツール「ROGEAR(ロギア)」に、ドキュメントの「バージョン管理機能」を追加したと発表。ROGEARで作成、管理されているドキュメントにバージョン情報を付与し、情報の管理、閲覧、共有をしやすくする。
「ROGEAR」は産業用ロボットの導入を円滑にするSaaS型サービス。工場自動化業務の際に必要なドキュメントの作成やデータ管理の効率化、過去案件の参照や情報の蓄積が可能で、わずかな操作で共有から回覧、承認までのフローをROGEAR上で完結できる。
一般的にロボットを導入するまでの工程は長く、構想から本稼働までには半年から数年ほどの期間を要する。その間、仕様書などのドキュメントは度々アップデートされるが、これまでの「ROGEAR」では最新バージョンのみが閲覧可能となっており、「仕様情報の変更履歴を管理したい」というニーズがユーザーから寄せられていた。
今回、追加された「バージョン管理機能」では、ROGEAR内で承認されたドキュメントにバージョン情報を付与し、ドキュメントの変更履歴が閲覧可能になった。これにより、ドキュメント管理やプロジェクトの振り返りの簡素化、認識齟齬によるコミュニケーションエラーなどのトラブル防止が可能となる。
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