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佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第142回

スマホと組みあわせたい高音質USB DAC

2022年08月24日 13時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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 スマートフォンのUSB端子に接続する、「ドングル型」「スティック型」などと呼ばれるDAC内蔵ヘッドホンアンプが人気だ。スマートフォンからイヤホン端子がなくなっていくにつれて関心が高まり、最近ではポータブルオーディオマニア向けの製品として4.4mmのバランス駆動用端子を備えた製品に勢いがある。

 例えば、iFI-Audio初のUSBドングル型DACである「GO bar」(実売5万円弱)やDAPではよく知られたAstell&Kernブランドの「AK HC2」(実売3万円弱)だ。ほかにも、旭化成エレクトロニクス製DACを搭載したSHANLINGの「UA3BK」(実売1万7000円台前半)、ESS Technologyの「ES9821」を搭載した「Audirect BEAM3S」(実売1万5000円台半ば)、シーラス・ロジック製DACを搭載したFiiO Electronicsの「FIO-KA2-TC」(実売1万1000円前後)、イヤホンメーカーとしてよく知られている水月雨の「暁 - DAWN」(実売1万2000円弱)など、様々な製品が登場している。

 ハイエンドプレーヤーでは4.4mmのバランス駆動用端子を装備した製品が増えているし、ハイエンドイヤホンの中には付属ケーブルの標準端子が3.5mmではなく、4.4mmになっている製品もある。4.4mm端子を搭載したドングル型USB DACはこうした製品をメインで使っている人が、イヤホンをスマートフォンに差し替えて、手軽に動画やストリーミングを楽しみたいと思った場合に便利だ。また、DAC性能は小型の製品と侮れないほど向上しており、専用プレーヤーを持たず、スマホをメイン機にするという選択もいいだろう。

 その一方で、こんな小さな製品で本当にいい音がなるのか半信半疑に思う読者もいるだろう。そこでこの連載では、USB Type-C端子だけではなく、iPhoneとLightning接続もできる製品で、私が実際に試聴したことのある製品2機種を取り上げるkとにした。両者とも「iPhone 12 Pro」と接続して試聴している。

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