Hmcomm、対話AIによるオペレーター補助「ロボット・コールセンター(Terry++)」提供開始
Hmcomm株式会社は2022年8月17日、高度な会話対応を実現したAIがコールセンターのオペレーター補助業務を行なう「ロボット・コールセンターサービス(Terry++)」を正式に提供開始した。
Hmcommは、コールセンター業界がオペレーターの人材不足に直面している中、AI音声自動応答システム(「Terry」)のソリューション開発を行なってきた。AIオペレーター「Terry」は音声認識と音声合成、自然言語処理を行い、AIが顧客からの電話に音声で自動対応する。今回正式に提供を開始する「Terry++」は、「Terry」と「人間のオペレーター」により実現するハイブリッド型コールセンターだ。
「Terry++」の主な特徴は、「24時間365日対応(必要な時間のみの契約も可能)」「柔軟なシステム連携(個別開発も可能)」「有人オペレーター併設対応」「同時コール数は無制限(集中呼も可能)」という4点。なかでも、同時コール数が無制限であるため、電話が集中してもオペレーターが対応できないといった問題を解消、また365日24時間対応で機会損失を防ぐなど、コールセンターが抱える諸問題に対応する。また専門辞書に登録することで、業務に応じた学習をする。AIが専門用語を学習することで特殊用語を理解し、さまざまな業務への対応が可能となる。