知名オーディオ、廃棄部材でつくるアートな「アップサイクルスピーカー」販売開始
有限会社知名御多出横(知名オーディオ)は2022年8月19日、廃棄される中古製品の部材をアップサイクルし、アーティストがペイントするアート作品でもあるスピーカー「アップサイクルスピーカー」の販売を開始する。価格は「DENPAモデル」(直径8センチ高さ1メートル)スピーカーとアンプのセットで33万円。
アップサイクルは持続可能なサスティナブルの一環として、廃棄されるものを利用し、新たな価値を付加して、新たな製品として生まれ変わらせる取り組み。リサイクルは廃棄物の中から使用可能な部分を原料や材料に戻し再利用するのに対し、アップサイクルは廃棄される製品の素材をそのまま生かす点で近年注目されている。
「アップサイクルスピーカー」はすべて1点限りで、製品にアーティストがペインティングするため、1点1点違うデザインとなる。 製品は沖縄を軸に活動中のアーティスト・ペインター「DENPA」がペイント。直径8センチのオーディオと、手のひらサイズのアンプのみで、35ヘルツ〜3万ヘルツの低音から高音まで楽しむことが可能。スペースの大きさやインテリアにも左右されないデザインだ。CD、スマートフォン、テレビなどデバイスを問わず、360度立体サウンドで演奏者の立ち位置や会場の奥行き感を立体的に再現。ライブのような臨場感と、心地よい癒しの音を気軽に楽しむことができるシステムだ。