このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第369回
山根博士のグロスマレビュー
OnePlusの150W高速充電対応ミドルハイスマホ「OnePlus Ace」の実力を試した
2022年08月08日 12時00分更新
ソニー製センサーを搭載したカメラ
望遠はないが、機能は多い
メインカメラのセンサーはソニーIMX766を採用、1/1.5型でOISを搭載している。超広角カメラの画角は119.7度と広い。そしてマクロカメラがあるので物撮りにも向いているだろう。望遠を搭載していない点がやや物足りないが、2倍程度ならデジタルズームでも十分使いモノになる。
カメラ周りのデザインは画素数などの文字の表記がなく非常にすっきりしている。背面で目立っているのはOnePlusのロゴだけだ。
カメラのUIは一般的で、モードは「夜景」「動画」「写真」「ポートレート」「50M(5000万画素)」「その他」の6つ。写真は標準では1200万画素相当撮影となり、5000万画素の高画質で撮影する際は切り替える。写真の倍率は0.6倍、1倍、デジタル2倍がワンタッチで、倍率ボタンを長押しすると最大で20倍まで利用できる。一方、ビデオは最大10倍まで、解像度は720p、1080p、4Kの3段階の切り替え式だ。その他モードからはプロモードやマクロ、アウトとインカメラの同時動画撮影などを利用できる。
以下は作例だ。拡大すると実サイズで表示できる。
【まとめ】OnePlusのモデルを拡充する
急速充電対応スマホ
OnePlus AceはOnePlusのハイエンドモデルよりもカメラ性能を落とす一方で、ミドルレンジのNordシリーズよりも高速なチップセットを搭載している。また、満充電に要する時間は150Wで17分、80Wで32分と高速であり、モバイルバッテリーを充電して持ち運ばなくとも充電器さえ持ち運べばちょっとした空き時間に充電が完了する。
ヘビーなゲームや高性能カメラを必要とするユーザーではなく、SNSや動画視聴をハードに使うユーザーが電池切れを心配しなくとも使える、実用性の高いスマートフォンと言えるだろう。
この連載の記事
-
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - この連載の一覧へ