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「Fractal Torrent Compact RGB TG」採用、RTX 3070 Tiで高リフレッシュレートゲームプレイも!

ドデカファンでオシャレなデザインのPCケースに注目! デスク映えにもピッタリのゲーミングPC「ZEFT R36X3D」

2022年07月30日 13時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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ケースにはFractal Torrent Compact RGB TGを採用
特徴的なデザインでエアフローに特化した構造

 さて、ZEFT R36X3Dの外観に話を移すと、ケースにはFractal Designの「Fractal Torrent Compact RGB TG」を採用。オープングリルデザインと呼ばれる独特な形状をしたフロントパネルが特徴的で、同社曰くエアフロ―に特化したケースだという。外観は黒一色で、両サイドパネルは内部が見える強化ガラスを採用している。

全体は黒一色でまとめられたシックな雰囲気

オープングリルデザインと呼ばれる独特なフロントパネル

その内側に搭載された2基の180mmファンのインパクトはかなり大きい

 天板は若干丸みがかったデザインをしており、フロントパネル寄りには、ヘッドフォン出力とマイク入力に加えて、USB 3.0(Type-A)を2基、USB 3.1 Gen.2(Type-C)を備える。

天板に用意された各種インターフェース。アクセスのしやすさは申し分なしだ

 内部はブロック化されていなことが最大の特徴とのことで、かなり空間は広く確保されている。Fractal Designの説明では、長さが330mmまでのビデオカードが搭載可能で、カード長が317.6mmのZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti Trinity OCも問題なく収まっている。

 また、エアフロ―に特化しているだけあって、背面は一面がハニカム構造の通気孔になっており、フロントパネルから背面へと抜けるエアフロ―はかなり強力だ。さらに、底面には取り外し可能な防塵フィルターが装着され、メンテナンス性も良好だ。

左側面のサイドパネルを外して内部を確認したところ。電源ユニットのシュラウドもコンパクトにまとめられ、内部空間はかなり広く確保されている

一方こちらは右側面の様子。マザーボードベースの裏側に2.5インチシャドウベイが3基用意されている

底面の様子。取り外し可能な防塵フィルタが装着されている

拡張性が高くエアフロ―に優れる点は魅力的
価格は税込みで31万2180円

 以上のようにZEFT R36X3Dは、Ryzen 7 5800X3Dを採用し、強力なエアフロ―で内部のパーツを冷却するケースのFractal Torrent Compact RGB TGが特徴的なゲーミングパソコンだ。とくに、ケース内部に熱が篭る心配をする人や、将来的なアップグレードを考える人にとって、このZEFT R36X3Dはかなり扱いやすいマシンに仕上がっている。

 ZEFT R36X3Dの価格は、31万2180円からと、この仕様を考慮すると十分お買い得。Fractal Torrent Compact RGB TGの独特なデザインも相まって、個性的なパソコンがほしいと考えるのであれば、このEFT R36X3Dは一考の価値アリだ。

 とはいえ、EFT R36X3Dはゲームでパフォーマンスを発揮するのか気になるところ。そこで、別記事ではEFT R36X3Dで実際にゲームをプレイし、どの程度のフレームレートが得られるのか確かめてみたい。

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