社内通貨で効率化 アバターと働くメタバースプラットフォーム「ViKet Town」開始
冒険社プラコレは2022年7月25日、コミュニケーションにより付与される社内通貨機能などをそなえた「アバターと働く異世界空間プラットホーム」として、リモートワーク向けメタバースコミュニケーションプラットフォーム「ViKet Town(ビケットタウン)」を正式ローンチ。先着10社限定で「3ヶ月基本料無料使いたい放題キャンペーン」も実施中(ビデオ・音声通話機能は除く)。通常は基本料金が無料で、ビデオ通話など利用時間に応じた使用料金のみ(参考目安として1ユーザーあたり月900円程度)が発生する。
特徴のひとつとして、社内通貨(「ビケ(トークン)」)機能を搭載。日報へのコメントやチャットへの会話などのコミュニケーションでピケを付与され、稼ぐことができ、アバターショップで、服装、装飾、新アイテムと交換可能。モチベーションを高めることができる仕組みだ。アイテムは同僚間でも交換が可能で、お礼として感謝の気持ちを送ることで助け合いを促進し、同僚同士で自走するティール型組織の醸成を目指す。
また、「見える化」にこだわり、アプリ上で位置情報機能により、地図上で営業中の社員などの位置の閲覧できるなど可視化する。スポット登録により、おすすめランチの店などの共有もできる。ビデオ通話では、どの部屋で誰が何人とビデオ通話しているかが一目で把握できる。ゲスト招待は無制限のURL発行でアバター以外も利用可能。通話終了後はアバターがいなくなるため、会議の終了も一目でわかる仕組みだ。
健康管理では、従業員をサポートする妖精キャラクターを搭載。話し相手がいないときの話し相手や、休憩が少ない場合や残業が続く従業員に自動での声掛けも行う。今後はAIを搭載し、多様なコミュニケーションを取る妖精に成長させる予定だ。
生産性向上としては、プロジェクトの使用時間を計測し、効率化。入室時に期限設定もできるため、消費した時間の管理で自己分析につなげることができる。
冒険社プラコレは「ViKet Town」により、働くことのストレス3大要因(場所、管理、評価)を解消し、働くこと自体をエンターテイメントに変え、従業員をストレスから解放することで、イノベーションを起こす企業が誕生する空間の実現を目指す。