仙台市とAIチャットボット「BEBOT」による提案型非接触・非対面観光案内サービスの実証実験を開始
ビースポーク
多言語AIチャットボットで、旅マエ・旅ナカの旅行者へ非接触・非対面での情報提供。観光DXに挑戦
株式会社ビースポーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:綱川 明美)と仙台市(所在地:宮城県仙台市、仙台市長:郡 和子)は、2022年7月15日より、AI(人工知能)チャットボット「BEBOT」による提案型観光案内サービスの実証実験を開始いたします。BEBOTの強みである24時間365日のコミュニケーションと、奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」の伊達政宗公による案内を組み合わせた、「地元ならでは」のAIチャットボットが観光情報を提供いたします。本年7月~9月における実証実験の結果を分析・評価し、両者においてデータに基づく施策の実施や、AIチャットボットの展開の可能性を検証いたします。
1.実証実験の経緯
仙台市は、宮城県の中部に位置し、人口、経済規模等多くの分野で東北地方最大を誇る政令指定都市であり、周辺部や市街地の豊かな緑や史跡の数々は訪れる人を魅了し続けています。仙台の観光シーンにおいても、急速に進むデジタル化や新たな生活様式の登場など、社会の変化に対応する必要があること、往来の再開が予想される訪日外国人旅行者への対応等、行政や地域を取り巻く課題は多様化してきました。
旅行者が安心して、満足度高く仙台を観光するためには、旅マエ・旅ナカでの旅行者の潜在的なニーズに即した提案型観光案内サービスが重要であり、仙台に関心のある観光客の嗜好をデータで分析・把握することは、今後の観光施策の推進等においても必要不可欠になりました。
加えて、新型コロナウイルス感染症における政府の水際対策の緩和で、訪日外国人の増加も期待される状況にあります。BEBOTの強みである多言語・リアルタイムのコミュニケーションで貢献するとともに、杜の都・仙台を舞台にしたAIチャットボットの更なる機能拡充・効果検証の機会と捉えて、今回の実証実験の開始に至りました。
なお、本件は、仙台市が企業等との連携を積極的に進める一元窓口「クロス・センダイ・ラボ」による課題設定型実証公募事業における初めての採択案件となります。
2.実証実験の概要
期間:2022年7月15日(金)~9月30日(金)
提供言語:日本語、英語
提供分野:観光に関する情報
メリット:対面窓口を利用することなく、パソコンやスマートフォンで利用者が必要とする情報をタイムリーに提供することが可能
実施主体:仙台市、株式会社ビースポーク
参画団体:(公財)仙台観光国際協会
3.AIチャットボットについて
アクセス方法:観光情報サイト「せんだい旅日和(https://www.sentabi.jp/)」または、仙台市外国語観光ウェブサイト「DISCOVER SENDAI(https://discoversendai.travel/)」にアクセスすることでご利用可能
特徴:
・奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」の伊達政宗公がBEBOT上に登場し、地元ならではの観光情報を提供します。
対応している質問例:
・仙台旅行の穴場を教えて
・地元の人が勧めるオススメグルメは
・Where should we go during our 3 day trip to Sendai?
・How to get a discount for a bus?
※画像イメージ
スマートフォン画面での表示(イメージ)
パソコン画面での表示(イメージ)
担う役割:
・旅マエ・旅ナカの誰もが利用可能な環境および体制の構築
・AIチャットボットの利用データの分析と効果検証
■株式会社ビースポークについて
世界15カ国からトップクラスの開発者を採用し、独自開発した人工知能(自然言語処理)を搭載したチャットボット「BEBOT」を国内外で展開中。BEBOTは自治体および一般企業の「DXソリューション」として(1)疫病・災害を含む緊急時の多言語対応の自動化(2)窓口対応の自動化に特化したチャットボットです。台風・地震などの災害を含む緊急時に発生する外国語の質問やリクエストに対しても、政府や自治体に代わりリアルタイムで多言語対応を行なっています。
■「BEBOT」導入実績
JNTO(日本政府観光局)、成田国際空港、スターアライアンス(ドイツ本社)、タンパ国際空港(フロリダ)、ウィーン国際空港、山梨県、富山県、三重県、広島県観光連盟、富山市、富山県南砺市、熊本県阿蘇市、沖縄県竹富町、ホテルニューオータニ、東京ステーションホテル、ほか多数
■会社概要
会社名 : 株式会社ビースポーク
代表者 : 代表取締役 綱川 明美
所在地 : 東京都渋谷区渋谷2−21−1 渋谷ヒカリエ8F
設立 : 2015年10月
事業内容: DXソリューション「BEBOT」の開発・運用
URL : https://www.be-spoke.io/