ゲーム最強の座を狙って投入された「Ryzen 7 5800X3D」を採用

23万円台でRTX 3070! コストを抑えて高解像度/高リフレッシュレートで遊べるFRONTIERのコスパ最強ゲーミングPC

文●藤田忠 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット株式会社

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デザインとエアフローを兼ね備えたケース

 まずは、FRGAB550/WS57/NTKの概要を紹介していこう。本機はFRONTIERのゲーミングデスクトップ「GA」シリーズに属しており、設置場所の自由度が高いコンパクトなミドルタワー筐体を採用している。ヘアライン処理されたフロントパネルやサイドのレッドライン、Hexagon Block形状のメッシュパネルにより、スタイリッシュなデザインに仕上がっている。さらにフロントサイド部分もメッシュ仕立てになっており、フロントボトムと合わせ、通気性もしっかりと確保している。

 また、昨今のデスクトップパソコンでは少なくなっている5.25インチオープンベイを備えているため、DVDやBlu-ray Diskドライブを増設して、映画を視聴したり、CDから音楽を取り込んだりすることも可能だ。

ヘアライン処理されたフロントパネルと、Hexagon Block形状のメッシュパネルが目を引くフロントパネル

本体背面には、120mmファンを備え、筐体内の熱を強制排気する

 パソコンの使い勝手に影響するフロントインターフェースは、フロントパネル上部に集中している。正面左側から、USB 2.0 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、ヘッドフォン出力、マイク入力、リセットボタン、アクセスLED、電源LED、電源ボタンが並んでいる。USB Type-Cは備わっていないが、USBメモリーや外付けのカードリーダー、ゲームパッド、ヘッドセットといったデバイスの接続に困ることは、まずないだろう。

 本体背面側のインターフェースもPS/2ポート、USB 3.2 Gen1 Type-A×6、有線LAN端子、オーディオ端子と必要十分だ。映像出力はGeForce RTX 3070からのみで、HDMI×1、DisplayPort×3といったオーソドックスな構成となっている。

インターフェースはフロントパネルの上部に集中している

 筐体内部もみていこう。まず目に入るのがCPUクーラー。120mmファンを採用するサイドフロー型で、8コア/16スレッドのRyzen 7 5800X3Dをしっかりと冷却できる。また、ゲームプレイ中はCPUよりも高発熱になるビデオカードには、筐体前面装備の120mm吸気ファンから、新鮮な外気を真っ直ぐに送り込むようになっているのもポイントだ。

しっかりとしたエアフローでCPUとビデオカードを冷却する

サイドフロー型CPUクーラーのAINEX製「SE-224-XTA」を標準で搭載。静かかつ強力にCPUを冷却する

試用機には、2スロット占有の大型GPUクーラーを装備するMSI製ビデオカードが搭載されていた

筐体正面右側。筐体は裏面配線に対応していないが、ケーブルがなるべくみえないようにまとめられている

 5.25インチオープンベイのほか、3.5インチ/2.5インチ内部ベイも豊富に備わっている。プレイ動画などの保存用に、3.5インチHDDや2.5インチSSDの増設を行なえる。

光学ドライブや、3.5インチHDD、2.5インチSSDを搭載できる拡張ベイが備わっている

下にもベイがある

M.2拡張スロットも装備しているので、データストレージ用に高速なM.2 SSDを増設するのもいいだろう

電源容量は余裕の850Wなのでストレージなどの増設に不安はない。電力変換効率も80PLUS GOLD認証取得と優秀だ

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