約2.12kgと比較的軽量、自宅での仕事や動画視聴を没入感高い大画面ディスプレーで!
ノートPCでもテレワークの効率を上げたいなら、iiyamaPCの大画面17.3型モデルがオススメ! Core i7&Iris グラフィックスで性能も十分
2022年07月01日 11時00分更新
普段使いにおいては盤石の性能
では、STYLE-17FH121-i7-UXSXの性能についてチェックしていこう。本機のスペックをおさらいしておくと、Core i7-1165G、インテル Iris Xe グラフィックス、16GBメモリー、500GB SSD(M.2接続/NVMe対応)という構成だ。
まずはパソコンの総合的な性能をチェックできる「PCMark 10」を計測。総合スコアは4573となった。詳細をみていくと、アプリ起動速度、ビデオ会議、ウェブブラウジングの性能を測る「Essentials」が9054。表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が6309。写真編集や動画編集などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が4545という結果になった。
EssentialsとProductivityはノートパソコンとしてはしっかりとしたスコアになっており、テレワークでのテレビ会議、Officeを使った資料作成などは快適にこなせる。加えて、ウェブブラウジングや動画視聴においても、性能で困ることはないといえる。ただし、GPUがCPU内蔵ということもあり、DCCについては若干低めになっている。とはいえ、インテル Iris Xe グラフィックスはCPU内蔵グラフィックスのなかでも性能は高めなので、簡単な写真編集などはできるだろう。
CPU性能を計測する「CINEBENCH R23」は、デフォルトの10分間で計測。結果は、マルチコアが4699pts、シングルコアが1328ptsとなった。ノート向けのCPUだが、数世代前のハイエンドデスクトップ向けCPUよりも高いスコアとなっている。前述のような普段作業においては、CPU性能がネックになって困ることはない。
では、実際にMicrosoft 365(Office 365)を利用して、その性能を示す「Office Productivity Benchmark」もチェックしたところ、総合スコアは4820となった。詳細スコアは、Wordが6240、Excelが3932、PowerPointが5496に。こちらも、少し前のメインストリームのデスクトップパソコンとそん色ない結果になっている。ノートパソコンでこれくらいのスコアが出ていれば、メインマシンとして十分快適に使用できるだろう。
前述のとおり、GPUはCPU内蔵のインテル Iris Xe グラフィックスを採用している。別途ビデオカードを搭載しているわけではないので、ゲームをガッツリ遊ぶのは難しいが、せっかくディスプレーのリフレシュレートが144Hzなので、グラフィックス性能を計測できる「3DMark」もチェック。「Fire Strike」は3213、「Night Raid」が10068という結果になった。
やはり、負荷が高いゲームをしっかり遊ぶのは難しそうだが、負荷が軽いMMORPGやブラウザーゲームは、設定次第では遊べる性能はあるといえる。最近ではブラウザーゲームでもムービーに凝っている作品も少なくないため、そういったタイトルが144Hzでより滑らかな映像で楽しめるというのは、魅力ではないだろうか。
最後に、ストレージ速度を計測する「CrystalDiskMark」も計測。結果は、シーケンシャルリードで2492.20/秒。SSDはPCIe 3.0なので、4.0と比べるとスコアは劣るものの、負荷が高いクリエイティブ作業でもない限りは、十分高速といえる。実際に使っていた際も、OSやアプリケーションの起動はサクサクだった。
なお、本機はBTOカスタマイズにも対応しており、ストレージは1TB/2TBのSSDに強化できる。さらに、セカンドストレージも追加可能で、こちらも最大2TBまで対応しているので、会社で大きなデータを多く保存しておかなくてはいけない、写真データなども大量にとっておきたいという場合には、こちらを選択するのもありだ。
仕事もエンタメもノートかつ大画面で!
STYLE-17FH121-i7-UXSXは、大画面の17.3型で比較的軽くて薄い筐体を採用しており、テレワークをはじめ、動画視聴やウェブブラウジング、軽い写真編集などマルチに活躍してくれる性能を持っている。
ディスプレーが設置できないような場所でも広い画面で作業したい、自宅で場所を移動して、広い作業領域で仕事したい、没入感の高く映画や動画を楽しみたいという人は、STYLE-17FH121-i7-UXSXは要チェックだ。価格は12万4980円からなので、仕事や大学のレポートで使うメインマシンとして、性能や作業効率、使い勝手に妥協したくない人は、ぜひ検討してみてほしい。
(提供:ユニットコム)