人流データ×気象データ連動のプッシュ配信サービス「天気プッシュ」をunerryと「tenki.jp」が共同開発 広告配信サービスとアプリ機能提供を開始
株式会社 unerry
~unerryの月間300億件超の人流データと「tenki.jp」の気象データの連動により、場所のみならず、シチュエーションまでも理解したコミュニケーションが可能に~
リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営する株式会社unerry(東京都港区:代表取締役CEO 内山英俊 以下、unerry)と、天気予報専門メディア「tenki.jp」を運営する一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:長田 太)および株式会社 ALiNKインターネット(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:池田 洋人)は、人流データと気象データに基づくプッシュ配信サービス「天気プッシュ」を共同開発いたしました。広告配信サービスとアプリ機能提供を5月25日(水)より開始いたします。 「天気プッシュ」は、現在もしくは近い未来の天気予報を踏まえた上でアプリユーザーの推定属性や行動傾向、または自社アプリへの導入の場合はアプリ情報をもとにコンテンツを振り分けることのできるプッシュ配信サービスです。
背景
個人のプライバシー保護にむけ、従来行われてきたサードパーティクッキーを活用したターゲティング広告が困難になる中、生活者の動向を的確に捉えた新たなコミュニケーション手法への転換が求められています。
そこで「プライバシーへの配慮」「生活者を取り巻く状況の適切な理解」を両立したサードパーティクッキーに依存しない新たな情報配信の仕組みが必要と考え、3社はリアルタイム人流データと気象データを活用した情報配信サービス「天気プッシュ」の提供に至りました。
unerryは、月間300億件超(2022年5月現在)の人流データをプラットフォーム上に蓄積しており、実社会のデータをAI解析することで、さりげなく心地よい情報が必要な人に届く「環境知能」の社会実装を目指し、広告やレコメンド等のマーケティングサービスを提供しています。
今回の「天気プッシュ」では、人の行動に大きな影響を与える気象データとの組み合わせが可能となり、ユーザーの「環境」をより理解したコミュニケーションが実現します。
「天気プッシュ」の特徴
「天気プッシュ」は、天気/気温/降水・湿度といった気象データに時間やエリアの条件、そして人流データから推定されたユーザーの属性や自社アプリのデータごとにコンテンツの振り分け設定が可能なプッシュ配信サービスです。
●広告配信サービスの特徴
・気象データに加えて、unerryの人流データを解析することで、推定される年齢や性別、居住地域、勤務地域といったデモグラフィック情報や、「よく渋谷に行く人」「よくファミレスに行く人」など、普段の行動傾向を踏まえた高度な配信セグメント設計が可能
・unerryの「Beacon Bank」が連携するアプリネットワークの中で、自社商品と親和性の高いアプリに広告出稿することが可能
・位置情報技術の活用により、来店やイベント来場など広告効果の検証ができ、広告施策のPDCAを回すことが可能
想定配信例:飲料メーカー
おでかけ系アプリのユーザーに向けた広告配信により、商品購入モチベーションを向上
「今日はバーベキュー日和!お肉のお供に「うねりビール」」
(大阪在住の20歳以上の方をターゲットとして、週末の晴れた日、昼頃配信)
●アプリ機能提供の特徴
・自社アプリに「天気プッシュ」機能を導入することで、自社アプリのデータ、コンテンツに人流データや気象データを掛け合わせ、お客様とのコミュニケーションを多様化させることが可能
想定配信例:スーパーマーケット
自社アプリユーザーに向けた情報発信を行い、来店モチベーションを向上
「週末は梅雨寒。ほかほかご当地カレー10%OFFクーポン配布中」
(スーパーマーケットアプリ利用者に、気温10°C以下の日の前日、夕方頃配信)
unerry × 一般財団法人 日本気象協会 × 株式会社ALiNKインターネット共同ウェビナー
本サービスの詳しい内容や、先行事例などをウェビナー形式でお伝えします。
unerryの人流データ × 天気予報データで実現する「天気プッシュ」
~梅雨どき・盛夏の消費者マインドに刺さる情報配信とは!?~
登壇者 :
株式会社unerry Beacon Bank事業部 ビジネスプロデューサー 一枝悟史
一般財団法人 日本気象協会 メディア・コンシューマ事業部 齊藤愛子
株式会社ALiNKインターネット 取締役CSO 富田知尚、サービス統括グループ 片岡拓也
開催日時 :2022年6月7日(火)14:00~15:00
詳細・申込み :以下のURLよりお申し込みください。
https://www.unerry.co.jp/seminar/20220607/
■「Beacon Bank」について
unerryが開発・運営するリアル行動データプラットフォームです。月間300億件を超える屋内外のスマートフォン位置情報ビッグデータを蓄積し、AI解析を行います。GPS活用だけでなく、ビーコン相互シェアを可能にする特許技術を活かし、全国約210万箇所のビーコンネットワークを構築。また、延1.1億ダウンロードの連携アプリによるユーザカバレッジ、デジタルプラットフォームや購買データとの連携により、分析からマーケティング施策実施までワンストップでの支援が可能となっています。
■「tenki.jp」について
日本気象協会が発表する気象情報を、Webサイト/スマートフォンアプリで提供している天気予報専門メディアです。1997年9月にサービスを開始し、20年以上の歴史があります。年間ページビュー数は56億PV(Webページ・スマートフォンアプリ合算での推定)。生活に欠かせない天気予報に加え、専門的な気象情報、地震・津波などの防災情報も確認できます。気象予報士が日々提供する「日直予報士」も人気コンテンツです。
*本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
◆本件に関する報道機関のお問い合わせ先
株式会社unerry 広報 内山、柳田 information@unerry.co.jp
一般財団法人 日本気象協会 広報室 TEL:03-5958-8147 FAX:03-5958-8144
広報室メールアドレス jwapr@jwa.or.jpまで
株式会社 ALiNK インターネット 広報担当 TEL: 03-5946-8779 メールアドレス: prir@alink.ne.jp