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8コア/8スレッドの「Snapdragon 7c Gen.2」を搭載、ストレージは256GB

有機ELでエンタメが充実! 仕事にも使える性能も魅力のレノボ2 in 1Chromebook が高コスパ!

文●宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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<Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook >

 “ノートPCはWindows搭載モデルに限る”と語られていたのも、今は昔。最近では軽量で持ち運びに優れているのに加え、コストパフォーマンの高さとChrome OSの使いやすさが手伝って、モバイルマシンとしてChrome OSを搭載したノートPC、いわゆるChromebook に注目が集まっている。

 今回は、レノボ・ジャパンの<Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook >(以下、<IdeaPad Duet 560 Chromebook >)を紹介しよう。

主なスペック
プロセッサー Qualcomm Snapdragon 7c Gen 2(2.55GHz)
グラフィックス Qualcomm Adreno 618(内蔵グラフィックス)
メモリー 4/8GB
ストレージ 64/128/256GB eMMC
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.1
インターフェース USB 3.0(Type-C)×2、キーボード接続用コネクタ
サイズ/重量 およそ幅305.86×奥行186.74×高さ7.23mm/約700g(タブレット本体)、およそ幅305.93×奥行192.63×高さ15.83mm/約1.2kg(フォリオキーボード&スタンドカバー装着時)
OS Chrome OS

8コア8スレッドタイプのCPUを採用
ストレージはeMMCを256GB搭載

 一言でChromebook といっても、従来のノートPCと同じクラムシェル型、ディスプレーのヒンジが360度回転し、裏面側に折り返して使用するコンパーチブル型、キーボードの取り外しが可能でタブレットとして使用できるセパレート型(着脱式とも呼ばれる)と、その形状によりいくつかのタイプがある。今回紹介する<IdeaPad Duet 560 Chromebook >は、セパレート型でキーボードが付属し、タブレットとしてもノートPCとしても使用できる点が大きな魅力となる1台だ。

 CPUには、Qualcommの「Snapdragon 7c Gen.2」を搭載。このSnapdragon 7c Gen.2は、CPUコアに「Kryo 468」を採用したもので、エントリーノートPC向けに位置付けられるCPU。8コア/8スレッドタイプで、動作クロックは2.55GHzを誇る。組み合わされるGPUは、CPUに統合された「Adreno 618」で、128基のシェーダープロセッサーを備えている。

 システムメモリーはLPDDR4Xを8GB搭載。ストレージはeMMCを256GB備えており、どちらも十分な容量を備えている。なお、<IdeaPad Duet 560 Chromebook >には、メモリーが4GBでeMMCが64GBもしくは128GBのモデルも用意されている。

設定のデバイスからストレージ管理を見たところ。システムが50GB弱を占めており、残りの200GB弱を使用することが可能だ

 ネットワーク周りは、Wi-Fi 6に対応した無線LANを備え、対応ルーターが必要とはいえ、有線LANに引けを取らない高速データ転送が可能な点はありがたいところ。また、Bluetooth 5.1にも対応しているため、マウスやゲームパッドなどもBluetooth対応製品を用意すれば、接続に困ることもないだろう。

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