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自治体DX支援サービス「AI-さらば外字くん」の提供開始

PR TIMES

株式会社ジャパン・カレント
株式会社アクシス(本社:福島県喜多方市、代表取締役社長:切上重年、以下アクシス)と株式会社ジャパン・カレント(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北原信之、以下 ジャパン・カレント)は、全国の自治体が取り組む「自治体システム標準化」で大きな課題となる「外字」の同定作業に対し、文字を画像として捉え、AIを活用して作業負担を大幅に軽減するサービス「AI-さらば外字くん」の提供を開始いたします。


自治体DX支援サービス「AI-さらば外字くん」の提供開始
2022年4月13日
株式会社アクシス
株式会社ジャパン・カレント

株式会社アクシス(本社:福島県喜多方市、代表取締役社長:切上重年、以下アクシス)と株式会社ジャパン・カレント(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北原信之、以下 ジャパン・カレント)は、全国の自治体システムを標準的なクラウド基盤システムに移行する取り組みである「自治体システム標準化」で大きな課題となる「外字」の同定作業に対し、文字を画像として捉え、AIを活用して作業負担を大幅に軽減するサービス「AI-さらば外字くん」(https://www.japan-current.com/services/byebye-gaiji/)の提供を開始いたします。

<外字とは>
システムで標準搭載されていない漢字で表される氏名等を扱うために、各自治体で作成・管理する独自の文字

■サービス開発の背景
1989年の創立当初より自治体向けのICT導入を手掛けてきたアクシスは「外字の同定作業」が自治体システム標準化における大きな課題になると考えていました。そこで“文字を画像として捉えれば、AIを活用し類似文字を特定できるのではないか”と考え、AIによる画像解析に強みを持つジャパン・カレントに検討を打診。ジャパン・カレントは数々の案件で培った画像解析技術を活用し、同定先の「文字情報基盤:IPAmj明朝フォント」に対し、サンプルデータで十分な精度を出す外字同定システムを開発しました。

自治体ICTに強みを持つ“漢字のまち喜多方”のアクシスとAI画像解析に強みを持つジャパン・カレントがタッグを組み、各自治体様の外字同定作業負荷を大幅に軽減するサービスを提供いたします。

基本サービス:候補字形選定


お客様から外字ファイル(フォントファイルもしくは画像ファイル)をお預かりし、自治体システム標準化で使用する「文字情報基盤:IPAmj明朝フォント」に登録されている文字から同定候補文字選定処理を行い、結果を外字と同定候補文字一覧として納品します。



お客様は、本サービスを活用することにより、同定候補の文字を素早く特定できるだけでなく、さらに労力のかかる「同定候補がない文字の取り扱い決定」に集中することができます。

<同定候補文字一覧出力イメージ(画面は開発中のもの)>
画面左端の列が外字:右側が同定候補文字一覧。お客さまは、左右を見比べながら同定作業を行います。(参考までに、同定されると思われる文字を緑色で着色しています)


■オプションサービス:文字同定


基本サービスの結果から、全ての外字をアクシスの包摂基準に従い同定し、外字と同定結果文字一覧として納品します。お客様は、自身の同定基準を前提に最終確認作業が必要です。



■提供価格
基本サービス価格:244,000円(税別)


オプションサービスの価格は外字数により変動いたしますので別途お問合せください
複数団体を抱える協議会様、ベンダー様向けの価格についても別途お問合せください



■問い合わせ先
株式会社アクシス 「AI-さらば外字くん」専用窓口
byebye-gaiji@f-axis.co.jp


■補足
<文字情報基盤:IPAmj明朝フォントとは>
氏名等に使われる漢字約6万文字のフォントと、画数等の各種関連情報を、誰でも利用できる標準的な文字として独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が定めたもの。なお、総務省「市区町村が使用する外字の実態調査」報告書(平成24年3月)によると、調査対象の全外字のうち、文字情報基盤で同定できた文字は約8割(残りは不明文字、変体仮名、記号等)となっています。


<システムの精度判定>
今回開発したシステムが出力する同定候補10文字中に正解データ(同定先として妥当と判断される漢字)が少なくとも1文字含まれる割合はサンプルデータ上で約9割でした(ただし、調査対象の外字が文字情報基盤:IPAmj明朝フォントに含まれている場合)。