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日常、ビジネスワークスに最適な小型PCをガチで組んでみた

2022年04月17日 13時00分更新

文● 藤田 忠 写真●藤田 忠 編集●北村/ASCII

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デザイン面も優秀なIn Win「Chopin Pro」

 超小型のNUCベアボーンや、ASRock「DeskMini」シリーズの登場の影響もあり、自作向けのMini-ITXケースは3スロット厚のビデオカードや、240mmサイズのラジエーターに対応するハイエンド向けが主流になっている。そんななかでも、変わらずコンパクトなMini-ITXケースをラインアップしているのがIn Winになる。

 インテリア性を重視したウッドパネル&ホワイトボディの「B1 Pure」も、そのひとつだが、今回選んだ「Chopin Pro」もヘアライン加工されたアルミニウムのフロントや、縦/横置き対応、フロント部分を好みの色で彩れるカラーパネルと魅力いっぱい。サイズも84×244×217mm、容積3.3リットルと十分コンパクトになっている。そんなChopin Proの特徴を写真で紹介していこう。

In WinのMini-ITX PCケース「Chopin Pro」。80PLUS GOLD認証の200W電源ユニットを内蔵する

横置きにも対応。液晶ディスプレーの下に設置できる

USBポートや、電源スイッチは、縦置き時はフロントの側面に、横置き時はトップにくる

パワーとアクセスLEDは、ホワイトカラーで発光する

左サイドパネルは、エアフロー抜群のメッシュ仕になっている。メッシュパネルは凸形状で、インテルの新型CPUクーラー「Laminar RM1」も搭載できる

右サイドパネルにもエアフロー用スリットが備わる。横置き時は独自にゴムスタンドなどを置かないと、塞がってしまうのが残念だ

ケースのフロントやサイドは、ヘアライン加工されたアルミニウムパネル。チタングレーのシックなカラーも良い

トップにもメッシュパネルを装備している

ボトム側には縦置き時の防振ゴムを装備。横置き時は、やや見た目が悪くなるのが残念だ

フロントには、好みの色のパネルを貼り付けられる

4色のパネルが付属している

 Chopin Proはマザーボードの裏面側スペースに2.5インチSSD/HDDを最大2台搭載できるスペースが用意されている。データストレージの搭載に困ることがないだろう。

2つの2.5インチストレージベイを装備している

 コンパクトPC自作で難しいのが各種ケーブルの取り回し。Chopin Proもその点は同様だが、電源ケーブルは取り回しがしやすいようにバラけているうえ、適度な長さになっている。

 ただ、フロントインターフェースのケーブルは、ちょっとやっかい。とくにフロントUSBケーブルは、ケース内部を往復できるほどの長さになっている。ここはケースサイズに合わせて長さを調節したケーブルを使って欲しかった。

電源ケーブルはメッシュパネルから覗いても違和感がないブラックカラーを採用する

SATAコネクターは24pinコネクターから分岐する形で1基出ている。利用時は付属の延長ケーブル使って、基板裏面側に持っていく

CPU電源コネクターは4+4pinの分離タイプになる

CPU電源コネクターの延長ケーブルと、SATS電源の分岐延長ケーブルが付属する

フロントインターフェースのケーブル。若干長めなので、上手く取り回す必要がある

80PLUS GOLD認証の200W電源を搭載する。ケースボトム側に40mmファンが備わっている

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