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パッケージ版/クラウド版の両方を強化、テレワークに適した「覗き込み検知機能」など追加

NEC、顔認証PCセキュリティソフト「NeoFace Monitor」最新版を発表

2022年03月29日 10時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 NECは2022年3月29日、同社の顔認証AIエンジンをベースとした顔認証PCセキュリティソフト「NeoFace Monitor」の最新バージョンを、パッケージ版とクラウド版の双方で発表した。新たに覗き込み検知機能、スマートデバイス対応の顔認証サインイン機能、RDPを利用したリモートPCへの顔認証ログオン機能が搭載されている。4月6日より順次提供開始する。

NeoFace Monitor最新版(パッケージ版のV6)で追加された新機能「覗き込み検知機能」

 NeoFace Monitorは、NECの顔認証AIエンジン「NeoFace Monitor」を採用したPC向けの本人認証ソフト。デバイス内蔵のカメラを使った顔認証で、PCへのログオンやクラウドサービスへのサインインを可能にする。ユーザー情報や顔データを社内(オンプレミス)で管理でき、豊富な機能を有するパッケージ版と、手軽に利用開始できるクラウド版をラインアップしている。

 今回は、パッケージ版の最新版となるNeoFace Monitor V6と、クラウド版の最新版であるNeoFace Monitor R1.2がリリースされた。

 まずパッケージ版では、新機能として覗き込み検知機能が追加された。これは、PCを利用する正規ユーザーの背後からのぞき込む人の顔を検知した際に、アラートを表示したり、画面を即時ロックしたりできる機能だ。ユーザーがカフェなどの場所でリモートワークをする際に、画面の覗き込みによる情報漏洩を防ぐことを目的としている。

 覗き込みがあったという情報は、管理者側にもログとして記録される。また、他のユーザーにPCを使わせるために機能を一時停止する、社外にいるときだけ有効にする(社内のIPアドレスで接続している場合は機能させない)といった設定もできるようになっている。

 パッケージ版の2つめの新機能として、RDPを使ったリモートPC接続時の顔認証ログオン機能も追加された。オフィスに設置した業務PCにRDPでアクセスし、リモートから業務を行うテレワーク利用者が増えているが、そうした環境下でも顔認証が利用できる。

 そのほかにも、管理者によるワンタイムパスワード発行時の有効期限設定、ユーザー本人による顔画像撮影/登録の許可など、細かな運用性の改善も施されている。

RDPによるリモートPC顔認証ログオン機能

 一方クラウド版では、従来のPCに加えて、スマートフォンやタブレット(スマートデバイス)から外部クラウドサービスに顔認証でサインインできるようになった。Google Workplace、サイボウズOffice、そのほかSAML対応のクラウドサービスに対応している。

 なお、従来のバージョンからGoogle Workspace、サイボウズOffice、Microsoft 365(WindowsでAzure Active Directoryへの登録が必要)へのシングルサインオン(SSO)が可能だったが、新たにSAML対応のクラウドサービスへのSSOもできるようになっている。

NeoFace Monitorクラウド版では、スマートデバイスによる各種クラウドサービスへの顔認証サインインが可能になった

 希望小売価格(税抜)は、NeoFace Monitor V6(パッケージ版)が1万6800円/台から、NeoFace Monitor R1.2(クラウド版)が月額換算300円/ユーザーから。なおクラウド版は初回購入時、最低12カ月ぶんかつ10名以上のライセンス購入が必要。パッケージ版は4月6日から、クラウド版は4月8日からの販売となる。

 NECでは販売目標として、今後3年間で500社/15万ライセンスという数字を挙げている。

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