CuboRex、30分で遠隔操作ロボットを開発できる「CuGoV3遠隔操作コンプリートキット」を発売
CuboRexは2月28日、テスト用電動クローラユニット「CuGo」シリーズにて遠隔操作型移動ロボットの開発キット「CuGoV3遠隔操作コンプリートキット」を発売した。
同社では開発者の自由度を高めるため、配線類を開発者自身で構築する「CuGo V3版 遠隔操作ロボットキット」を提供しており、累計販売500台を超えて順調に市場が拡大するなか、バッテリーや配線類を収納する専用ボックスの要望も多いという。それを受け、CuGoの「作りたいモノを早く、安く、簡単に、テスト機をスピーディーに制作できる」の実現のためにコンプリートキットを開発。遠隔操作を含むコントローラー部分とバッテリーがあらかじめボックス内に格納されており、キットを組み立てて移動をさせたいものを取り付けるだけで遠隔操作型移動ロボットの開発が可能となる。
バッテリー・コントローラー類を専用ボックスに収容した状態で配送されるため、およそ30分で移動型ロボットの開発が可能。小型ながら高い走破性で農地や瓦礫での走行可能で、コンパクトなため1人で簡単に移動できる。動力機構はFA用のアルミフレームが車体に取り付けられており、フレーム構造やモーターの変更などのカスタムも容易という。
本体サイズは幅516×長さ430×高さ268mm、重量13kg。電源はDC24Vで動力は定格出力100W×2。耐荷重〜80kg、速度は3km/h。価格は32万9780円。