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iPhone&iPadの便利な「合わせ技」活用術

2022年02月23日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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 Apple Pencilによる手書きのテキストをデジタルタイピングに変換する「スクリブル」が、昨年秋から日本語にも対応しました

ウェブ検索だけじゃない、便利な日本語対応スクリブルの使い方

 Apple Pencilによるスクリブル入力も、iPadユーザーならば使いこなしたい機能の一つです。

 スクリブルとは、iPadのアプリや検索フィールドなど、全てのテキスト入力に対応するボックスにApple Pencilを使って手書きした文字を即座にデジタルタイピングに変換する機能です。iPadOS 14から搭載が始まった機能ですが、2021年の秋に公開されたiPadOS 15から英数字だけでなく、日本語のスクリブル入力に対応しました。

 例えばiPadでApple Musicから気になる楽曲、アーティストの名前をスクリブルを使って手で書いて検索することも可能です。気になる楽曲はライブラリに登録しておけば、外出先でiPhoneを使って聴く時に素速くアクセスできます。

 筆者は手書きの文字が上手ではありませんが、文字は気張って丁寧に書かなくても、テキストボックスからはみ出してもiPadのスクリブル機能は正確に認識してくれます。そもそも日本語が認識されないという方は、Apple Pencilでテキストボックスをタップした時に、画面の下に表示されるキーボードのメニューを開いて、入力モードが日本語に設定されていることを確かめてください。

スクリブルによる日本語入力を行う前に日本語モードになっていることを確認しましょう

 2022年2月に現行モデルとして発売されているiPadは、いずれもApple Pencilによるスクリブルに対応しています。筆者は時々、周囲の方々から「スクリブルと最も相性の良いiPadはどれか?」と聞かれることがあります。答えは「どのiPadでもOK」なのですが、ひとつ付け加えることがあるとすれば、筆者の場合はふだんノートPC感覚でキーボードを使って原稿を書くiPad Proよりも、デジタルノートのように本体を片手で持ちながら使うことが多いiPad miniの方がスクリブルを使う機会が多いと思います。

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