「Asana フロー」登場 つながりのあるワークフローで、部門を超えた仕事の調整がより簡単に
アサナジャパン株式会社
Asana のワークフロービルダーとテンプレートライブラリに連携機能が追加 新しくなった「ホーム」ページで、インテリジェントな仕事の優先順位付けが可能に
2022年 2月 15日 – サンフランシスコ – 大手チーム向けワークマネジメントプラットフォームの Asana, Inc. (http://www.asana.com/ja) (NYSE: ASAN、LTSE: ASAN) が、本日「Asana フロー」のリリースを発表しました。Asana フローとは、チームやツールを問わず誰でもワークフローを作成、実行、改善できるようにする、一連の機能群です。今回の新機能により、チームはワークフローの初めから終わりまで、すべて「ワークフロービルダー」で構築が可能になり、チームの各メンバーはそれぞれインテリジェントな「ホーム」インターフェイスで仕事の優先順位を付けられます。さらにリーダーは「ワークフローレポート」を使ってプロセスを改善、目標に早く近づけます。
コロナ禍に入ってから 2 年近くが経過した今でも、世界で働く人々はチームがリモートで働いたり、別々のツールを使ったりしてプロセスがバラバラになってしまったことによる、ボトルネックの発生や秩序のなさに悩まされています。プロセスが不明確、もしくは存在しないというような状況だと、ハンドオフの度に「誰が、いつまでに、何をするのか」を明確にするために確認を取ったり、会議を開いたりしなくてはならず、チームが仕事を完了するまでにかなりの時間と労力がかかってしまいます。Asana の「仕事の解剖学」 (https://asana.com/ja/resources/anatomy-of-work)インデックスで行われた調査によると、世界のナレッジワーカーはプロセスが改善すれば 1 週間あたり平均 5.4 時間の節約になると回答していて、さらにマネージャーは最大 6.7 時間節約できると回答しています。
「組織はいま機能別で分けられていますが、組織を前進させる真の仕事は、機能横断的に行われるものです」と Asana の CPO (最高製品責任者) である Alex Hood は語ります。「どこでも働ける時代が始まってから約 2 年、チームがツールごとにサイロ化していると、部門をまたぐ仕事がいかに難しくなるかということが明らかになりました。自分の仕事が組織全体とどのようにつながっているのか確認できるツールがないと、本来やるべき仕事よりも仕事を調整することの方に時間がかかってしまいます。それが最終的に、チームメンバーの退職やバーンアウト (燃え尽き症候群) にもつながってしまうのです。」
「Asana フローのワークフロービルダーを使えば、誰でも簡単に完全なワークフローを作れます。それに、ビジネスに不可欠な仕事をチーム間で効果的に調整できるだけの包括性も備わっています。インテリジェントな『ホーム』ページを使えばチームメンバーも仕事の優先順位が付けやすく、ワークフローをスムーズに進めることができます。組織のあらゆるレベルで個人のアクションを結びつけることで、チームは共通の目的意識を持って一緒に仕事を進めていくことができるのです。」
最初から最後まで網羅したワークフローを作り、テンプレート化する
組織全体の仕事が上下左右どのように組み合わさっているのか把握できる Asana ワークグラフ独自の機能により、Asana のワークフロービルダー (https://asana.com/ja/product/workflow-builder)ではつながりのあるプロセスを設計、構築でき、誰がいつまでに何をするのかを見える化できます。またテンプレートライブラリ (https://asana.com/ja/workflows)では、よくできたワークフローを共有することも、AppLovin、ClassPass、Discovery、Stride などの革新的な企業のスタイルを取り入れた、豊富なベストプラクティスをチェックすることもできます。
今回、Asana はこのワークフロービルダーとテンプレートライブラリをさらに強化し、デベロッパーが開発した仕事に欠かせないアプリを Asana のワークフローと連携できるようになりました。数か月以内に、ユーザーやパートナーが Asana の UI 内でアプリを構築できる開発者用ツール「アプリコンポーネント」のリリースも予定されています。これは Miro (https://asana.com/ja/apps/miro)や Jotform (https://asana.com/ja/apps/jotform) 、そして近日公開される Google ドライブ (https://asana.com/ja/apps/google-drive) との連携機能でもすでに利用されており、200 を超える必須ツールが集まる Asana パートナー (https://asana.com/ja/partners)のネットワークをさらに拡大しています。
「ワークフローの管理は、ハイブリッドで非同期的な働き方への移行を成功させる上で非常に重要です。Miro と Asana の連携強化で、革新を目指す組織のプロセス、構造、クリエイティビティのつながりを保つことができます」と、Miro の CPO (最高製品責任者)、Varun Parmar は語ります。「我々は共に、どこで働いていても、アイデアを出し、創造し、プロジェクトを前進させることのできる新たな方法を提供します。」
ホームでワークフローを横断する優先順位付け
Asana のワークグラフが組織全体の仕事の構造を示す一方で、複数のワークフローに関与している社員は、どれが重要で、どれが緊急で、なぜそうなのかを知る手段を必要とします。Asana の「ホーム」ページは、個人の仕事が重要なワークフローとどのようにつながっているのか確認し、会社の目標への関連性が最も高い仕事に優先順位をつけられる、インテリジェントなダッシュボードです。たとえば、こんな機能があります。
自分の優先事項: 今後の個人タスクをまとめて確認でき、簡単に作業の遅れを把握し、優先順位の高いプロジェクトに集中できます。
メンバー: タスクの割り当てやメッセージの送信を行ったり、最近共同作業したコラボレーターや、よく共同作業しているコラボレーター、お気に入りのコラボレーターをクリック 1 つで確認できます。
プロジェクト: 重要プロジェクト内の仕事が会社の目標とどのようにつながっているのか確認できます。
非公開のメモ帳: Asana から離れることなく、個人的なメモやタスクへのリンク、アイデアなどを手軽に残すことができます。
「おすすめのプロジェクト」や「他のメンバーに割り当てられたタスク」などの情報も近日追加予定です。
ワークフローレポートでプロセスを最適化
効率的なプロセスをもっと効率よくするために、ワークフローのパフォーマンスを経時的に測定し、最適化できる機能が「プロジェクト横断レポート」に追加されました。タスク完了までにかかる時間の分析からボトルネックの特定まで、プロジェクト横断レポートはビジネスに役立つインサイトをこれまで以上に提供し、リソースの最適化といち早い目標の達成をサポートします。
「Asana はワークグラフのインテリジェンスを自動化の促進に活用しているだけでなく、より詳細なプロジェクト横断レポートも提供しています。」と、IDC コミュニティ & コラボレーション研究部門長の Wayne Kurtzman 氏は語ります。「Asana ワークグラフを使うことで、新次元のインサイトをあらゆるレベルのユーザーに提供できます。これは、従来のデータレポートにはできなかったことです。Asana フローによってそういった機能がさらに拡張され、より効果的かつ測定可能な形で人々と仕事の流れをつなぐことができます。」
Asana について
Asana は、小規模なプロジェクトから戦略的イニシアチブまで、仕事を円滑に進められるよう多様なチームを支援しています。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構え、190 か国 114,000 以上の組織が有料プランを、数百万におよぶ組織が無料プランを利用しています。Amazon、日本航空、Sky、Affirm をはじめ世界中のお客様が、会社の目標からデジタルトランスフォーメーション、製品リリースやマーケティングキャンペーンまで、すべてを Asana を使って管理しています。詳しくは、https://asana.com/ja をご覧ください。