人気SIMフリースマホ全カタログ【2022年初頭編】 第2回
カメラ重視かSoCか、同じミドルクラスでも幅は広い 人気SIMフリースマホ全紹介!【3~4万円台編】
2022年02月12日 12時00分更新
Xperiaの良さを4万円台のお手頃価格に凝縮!
ソニー「Xperia 10 III Lite」
本機は楽天モバイルやMVNOからの販売のみだが、人気のSIMフリースマホということで、今回は特別に紹介している。
ハイエンド機のイメージが強くなっているXperiaシリーズだが、Xperia 10 III Liteではそのエッセンスをミドルクラスに落とし込んでいる。具体的には、21:9という映像コンテンツに適した縦長の6型有機EL(1080×2520)、標準+超広角+望遠(光学2倍)の3眼構成のカメラなどに見られる。SIMフリー端末なのでデュアルSIMも利用できる(nanoSIM+eSIM)。
横幅が68mmと小さくで片手でも使いやすいサイズと、それでいて4500mAhの大容量バッテリーもうれしい点。ブルー、ブラック、ホワイト、ピンクという4色のカラバリもXperiaらしさが光る。本機もMVNOのセット販売の定番なので、キャンペーンのタイミングなどでオトクに手に入れたい。
●Xperia初のeSIM対応機「Xperia 10 III Lite」は5Gミドルクラスの激戦区を生き残れるのか?
●Xperia初のeSIM対応5Gスマホ「Xperia 10 III Lite」登場!
モトローラの新シリーズは1億画素カメラ搭載の高性能ミドル機
「motorola edge 20」
モトローラのミドルクラスと言えば、「moto g」シリーズがおなじみだが、新しい「motorora edge」シリーズはカメラやディスプレーなどをより強化したミドルハイの位置付けのモデルとなる。
注目は何と言っても1億800万画素カメラ。さらにマクロ撮影にも対応した1600万画素の超広角カメラに、800万画素で光学3倍の望遠カメラと充実。インカメラも3200万画素と高性能だ。6.7型有機ELのディスプレーもゲーミングスマホ並みの144Hzリフレッシュレートに対応している。
こうした高性能モデルながら、薄型軽量という点も特徴で、厚みは7mmを切る6.99mm、重量は163gと軽い。バッテリーは4000mAhで30Wの急速充電をサポート。そのほかの主なスペックは、Snapdragon 778G、6GBメモリー、128GBストレージ、側面指紋センサー、Android 11など。防水やFeliCaには非対応だ。
●「motorola edge 20」と 「motorola edge 20 fusion」はどっちが買いかを徹底検証
●1億画素カメラに144Hzのディスプレー! モトローラのスマホ「edge 20」シリーズ日本上陸!
より実用性を重視し、バッテリーも大容量に
モトローラ「motorola edge 20 fusion」
前述の「motorola edge 20」と同時に登場したモデルで、1億800万画素カメラは共通ながら、価格は約1万円安い4万円弱で、より実用面を強調した端末だ。
具体的にはディスプレーは同じ6.7型有機ELながら、リフレッシュレートは90Hz。厚み/重量も8.25mm/185gとなるものの、バッテリーはより大容量の5000mAhを内蔵する。イヤホン端子やmicroSD対応も本機のみの仕様。SoCはMediaTek製のDimensity 800Uで、6GBメモリー/128GBストレージは上位機と共通。
iPhoneもSEなら5万円弱から購入可能
ただし、今年は新型の登場のウワサも!?
単体で購入可能なSIMフリースマホと言えば、iPhoneも忘れてはいけない。最も安価なiPhone SEの64GBモデルは、Apple Storeで4万9800円と本記事で紹介できる価格帯だ。
iPhone 8ベースの本体にiPhone 11シリーズでも採用されている「A13 Bionic」を装備。まだまだ現役で使える性能に、Touch ID内蔵のホームボタンを持つ操作性はユーザーの支持も根強い。ただ、16:9の4.7型液晶は映像やゲームを楽しむうえでは、今では小ささを感じるのも確か。また、次期モデルのウワサもチラホラ。若干購入が悩ましいタイミングに入ったとも言える。
この連載の記事
-
第4回
スマホ
高性能カメラやゲーミング、究極の性能を求めるなら 人気SIMフリースマホ全紹介!【ハイエンド編】 -
第3回
スマホ
ほぼハイエンド級の性能や機能の端末も 人気SIMフリースマホ全紹介!【5~7万円台編】 -
第1回
スマホ
大容量バッテリー搭載の実用重視モデルが中心 人気SIMフリースマホ全紹介!【エントリー編】 - この連載の一覧へ