実売2万円以下でネットワーク機能が充実したGIGABYTEのマザー「B660M DS3H AX DDR4」は第12世代Coreでの自作に最適

文●松野将太 編集●北村/ASCII

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独自UEFIや多数のユーティリティーにも魅力アリ

「B660M DS3H AX DDR4」のUEFIは「ULTRA DURABLE」シリーズ共通デザインを採用。「Easy Mode」では基本的な情報の確認や変更ができる

「Advanced Mode」ではより詳細な項目の確認・変更が可能。項目をカスタムして利用できる「Favorites」タブが便利

 「B660M DS3H AX DDR4」のUEFIは、前世代のB560マザーボードに引き続き「ULTRA DURABLE」シリーズのデザインを採用。基本情報のモニタリングや設定を1画面で確認・調整可能な「Easy Mode」と、XMP適用などの詳細設定が可能な「Advanced Mode」を切り替えられるのも従来通りだ。

 Advanced Modeではメモリーなどのオーバークロック設定に使える「Tweaker」タブ、ブート関連の設定を確認・変更できる「Boot」タブのほか、頻繁に利用する項目をカスタムできる「Favorites」タブが用意されているのが便利だ。

専用ユーティリティー「GIGABYTE App Center」。GIGABYTEの独自ユーティリティーを一括で管理できる

各種Windows設定にもアクセス可能なほか、登録した他社製ソフトウェアの管理も可能だ

 また、OSインストール後はGIGABYTE製マザーボードで利用可能な一連のユーティリティー群を利用可能なのも「B660M DS3H AX DDR4」の魅力のひとつ。ユーティリティーやWindows設定へのアクセスをまとめる「GIGABYTE App Center」を筆頭に、CPUやメモリーのオーバークロック設定をOS上で管理する「EasyTune」、ハードウェアのモニタリングに使える「System Information Viewer」、RGB LEDの設定を行なう「RGB FUSION 2.0」など、非常に多くのユーティリティーを利用できる。

 各種ユーティリティーは「GIGABYTE App Center」から一括ダウンロードでき、OSの初回起動時には「GIGABYTE App Center」のダウンロードもできるため、環境にあわせて活用するといいだろう。

簡易オーバークロックソフト「EasyTune」。プリセットに合わせた簡易チューニングが可能な「Smart Boost」タブ

こちらはより詳細な設定を詰められる「Advanced CPU OC」。OS上で項目を調整できるのはメリットだが、PCの動作が不安定になる可能性もある点には注意が必要

メモリーのOC設定タブ。OS上からXMPプロファイルの読み込みが可能だ

モニタリング向けのユーティリティー「System Information Viewer」。CPUファンやケースファンごとの回転数を温度状況により制御できる

電圧や温度、ファン回転数などによりアラートの設定も可能

LEDのカラー・パターン制御でおなじみの「RGB FUSION 2.0」。マザーボードやメモリー、グラフィックスカードなど、パーツごとに発光を設定したり、お互いの発光を連動したりできる

水冷CPUクーラーの装着時はカラー設定だけでなく、LCDディスプレーの調整も可能だ

サーバーから更新ファイルを参照してのBIOSアップデートをOS上で完結させられる「@BIOS」

リソースやメモリーを開放することでゲーム性能を最適化する「Game Boost」

PCの高速起動を有効化したり、起動後にBIOSへ入るかどうかを選択したりできる「Fast Boot」

PCのデータバックアップを自動化する「Smart Backup」

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