1月28日より販売のインテル H670チップセット採用マザー

2万円台とおトク! 第12世代Core i5/i7の組み合わせに最適なASRockのコスパマザー「H670 Steel Legend」を徹底レビュー

文●藤田 忠 編集●市川/ASCII

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H670 Steel Legendをじっくり眺めてみよう

 それでは、H670 Steel Legendの各部を写真でチェックしていこう。

Steel Legendおなじみのデジタル迷彩パターンを採用している

 ホワイトやシルバーをベースに、デジタル迷彩パターンが施されたデザインは前世代インテルチップセットと同じだが、インテル 600シリーズでは、新たに左上から右下に大きくホワイトカラーのラインが入っている。M.2ヒートシンクや、チップセットヒートシンクにも、斜めにラインが描かれており、全体的に統一感が出ている。内部がホワイトカラーのPCケースとの相性も良さげだ。

ホワイトカラーベースのラインが、マザーボード左上から右下に入っている

 メモリーはDDR4対応で、最大5000MHz駆動をサポートしている。メモリースロット4基でデュアルチャネル動作や、最大128GBまで搭載できる。ASRockとG.SKILLがコラボレーションしたDDR4-3600駆動対応メモリーの「SNIPER X STEEL LEGEND Edition」と組み合わせても良いかもしれない。

メモリースロットは4基で、最大容量は128GBになる

DDR4-3600対応の16GB×2メモリー「F4-3600C18D-32GSXAS(SNIPER X STEEL LEGEND Edition)」。実売価格は2万2000円前後

 電源回路は50A Dr.MOSを採用した9フェーズ設計で、8ピン+4ピン仕様のCPU補助電源コネクターを備える。MTP(Maximum Turbo Power)が241Wに達するCore i9最上位の性能を最大限に引き出すにはさすがに心許ないが、最大MTPが190Wとなる第12世代Core i7上位モデルの「Core i7-12700K」や、Core i5/i3と組み合わせて使うには十分だろう。

50A Dr.MOSを採用する9フェーズの電源回路設計になっている。約1万2000時間の寿命を持つ、高耐久なニチコン製ブラックコンデンサーも採用している

電源回路部にはアルミヒートシンクを装備し、効率良く冷却する。写真はトップ側になる

リア側ヒートシンク。リアインターフェース部に被る形状で、放熱面積を増やしている

CPU補助電源コネクターは8ピン+4ピンになる

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