NextDriveのゲートウェイ「Atto」と椿本チエインのV2X対応充放電装置「eLINK」の相互接続試験を実施、IoEプラットフォームを通じた可視化、遠隔制御が可能に
NextDrive株式会社
ENEX 2022 & DER/Microgrid Japan 2022にて展示
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDrive株式会社(東京都港区西麻布3-19-22/代表取締役社長:石 聖弘/以下「NextDrive」)は、NextDriveが設計・製造・販売するゲートウェイ「Atto」と株式会社椿本チエイン(大阪市北区中之島3-3-3/代表取締役社長:古世 憲二/以下「椿本チエイン」)が開発・販売するV2X対応充放電装置「eLINK」の相互接続試験を実施、良好な結果が得られましたのでお知らせいたします。 NextDrive「Atto」ならびに椿本チエイン「eLINK」は、2022年1月26日(水)~28日(金)に東京ビッグサイトで開催の脱炭素・エネルギー総合展「ENEX 2022 & DER/Microgrid Japan 2022」内、神奈川工科大学 スマートハウス研究センター/エコーネットコンソーシアム ブース(小間番号 4G-06)にて展示いたします。
■相互接続試験について
今回の接続試験は、同一ローカルエリアに設置されたAttoとeLINKをエコーネットライト プロトコルを利用して接続しました。
NextDriveが提供するモバイルアプリ「Ecogenie+」を利用した、充電・放電・待機などの遠隔操作を実施。
また、NextDriveがデベロッパー向けに提供している標準APIでの遠隔制御を実施しました。
eLINKをNextDriveのIoEプラットフォームと連携させることで、ユーザー向けの可視化や遠隔制御が手軽に実施可能になります。
今後は、NextDriveの持つコネクティビティの優位性を活かし、スマートメーターや太陽光発電設備などとの連携によるeLINK導入施設における、エネルギーマネジメントサービスなどの可能性を検討します。
■eLINKについて
「eLINK」は、電気自動車(EV、PHEV)の大容量バッテリーから取り出した電力と、電力網を双方向につなぎ、停電時には非常用電源として、平常時には系統への給電(連系)やEVへの充電をスマートに制御できる事業者向けV2X対応充放電装置です。
バーチャルパワープラント(VPP:仮想発電所)のリソースとしての機能拡充や、充電サービスが提供できる課金装置内蔵モデルのラインアップなど、お客様のニーズにあわせたオプション対応などで、スマートエネルギー社会の実現に貢献します。
注)V2X対応充放電装置について
「V2X」とは、Vehicle to Everythingを意味し、V=電気自動車等とH=住宅(V2H)、B=ビル(V2B)、G=電力網(V2G)のすべてをつなぎ、電力の相互供給を行うことができる装置を表します。
また、eLINKをはじめとするV2X対応充放電装置はEVPS(Electric Vehicle Power System)と表記される場合もございます。
◎V2X対応充放電装置 eLINK
https://www.tsubakimoto.jp/other-products/elink/
■Attoについて
洗練されたデザインと安定したネットワーク通信が特徴で、4G LTEのSIMを内蔵し、Wi-Fiが届かない環境下でもネットワーク通信に対応します。センサーなどのデバイスと併用すると、スマートフォンで気軽に電力可視化と家電の遠隔操作などが可能となります。
「エコーネットコンソーシアム」が制定した、国際通信プロトコルECHONET LiteのAIF認証(Application InterFace認証)を取得しています。
優れたデザインに贈られるグッドデザイン賞を受賞しています(2020年度)。
サイズ:122mm × 122mm × 38.6mm(壁掛けを含む)
電源:AC 100~240V 50/60Hz
無線通信規格:Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac) / Bluetooth Low Energy (BLE) 4.2 / Wi-SUN (Rohm BP35 C0) / 4G LTE
SIMカード:nano SIM内蔵
https://www.nextdrive.io/jp/atto-data-gateway/
■NextDriveのIoEプラットフォームについて
NextDriveのIoEプラットフォームは、分散するエネルギー設備のネットワーク化を素早く、手軽に実現します。
様々な通信プロトコルをサポートし、通信の安全性も確保したエンドツーエンドのコネクティビティをPaaS(Platform as a Service)型で提供、大きなリソースを確保することなく、サービスの成長に応じた形で拡張していくことができます。
IoEプラットフォームを採用されたお客様は新規サービスの立ち上げ、エネルギーデータを活用した新たな価値創出に集中することが可能です。
■椿本チエインについて
1917年創業の椿本チエインは、機械部品からそれらを組み合わせたユニット、自動化システムまで、世の中の「動かす」を支えるモノづくり企業です。
チェーン、モーションコントロール、モビリティ、マテハン(マテリアルハンドリング)の4つを主力事業にグローバルに事業を展開。
幅広い分野でお客様に最適なソリューションを提供しています。
公式Webサイト
https://www.tsubakimoto.jp/
■NextDriveについて
IoE(Internet of Energy:エネルギーとインターネットの融合)、IoT、HEMSを活用したエネルギー管理とクラウドサービスを開発・提供する、エネルギーデータ プラットフォーム企業です。
IoTとソフトウェア・ハードウェア技術を統合し、電力会社をはじめとするエネルギー関連企業にワンストップでエネルギーデータ プラットフォームサービスを提供しています。
公式Webサイト
https://www.nextdrive.io/jp/
■本リリースに関するお問い合わせ
NextDrive株式会社 マーケティング 大石(おおいし)
電話番号:03-6432-9616
E-mail:contact@nextdrive.io