テュフ ラインランド ジャパン、Wi-Fi アライアンスの認定試験機関として、国内で初めてWi-Fi CERTIFIED 6TM Release2認証サービスを開始
テュフ ラインランド ジャパン株式会社
テュフ ラインランド ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:ジュネル・ペティット)は、本日より、Wi-Fi CERTIFIED 6 TMRelease2の認証サービスを国内で初めてWi-Fiアライアンスメンバー向けに開始しました。
Wi-Fi CERTIFIED 6 TMRelease2プログラムの主な概要
既存規格Wi-Fi CERTIFIED 6 R1で規定された下り方向のみのマルチユーザMIMOが上下方向で使用できるように機能拡張されます。複数のデバイスがアクセスポイント(AP)に同時にコンテンツをアップロードできるため、ネットワークパフォーマンスが大幅に向上し、遅延が減少します。企業ユーザーだけでなくゲーマーやIoTデバイスなどエンタープライズ・住宅用の両アプリケーションで大幅なパフォーマンス向上を実現します。
エンタープライズやIoT関連分野などで電力管理機能が改善されます。3つの新機能「Broadcast Target Wake Time」「Dynamic Multi-user Spatial Multiplexing Power Save」「Extended Sleep Time」により、複数デバイスの長時間スリープ、データ送信時の特定ウェイクアップ時間、および冗長受信チャネルのシャットダウンを可能にし、電力消費削減を実現します。
屋外アプリケーション接続の拡張範囲と堅牢性がサポートされます。新機能「Uplink Extended Range capability」により、屋外でのデバイス接続がAPからより長距離で維持されることを保証します。
テュフ ラインランドは、Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)に創設時から加盟しており、この新規格の策定においても中心的な役割を果たしてきました。当社では日本、韓国、米国の試験所において認証サービスを提供しています。
【テュフ ラインランド グループについて】
テュフ ラインランドは、145年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。グループの従業員数は全世界で20,000人、年間売上高は20億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト: www.jpn.tuv.com