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週替わりギークス 第230回

「まったく同じタイプのメンヘラはいない」メンバー全員が“メンヘラ”の会社が話し合って気づいたこと

2022年02月05日 17時00分更新

文● 高桑蘭佳(らんらん) 編集● ASCII

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 メンヘラテクノロジーの高桑蘭佳です。

 経営学者のピーター・F・ドラッカーが提唱した企業の理念や方針を構成する「ミッション(Mission)」「ビジョン(Vision)」「バリュー(Value)」というフレームワークがあります。

 ミッションは「わが社が社会で実現したいこと」、ビジョンは「わが社のミッションが実現した時の状態」、バリューは「大切にする価値観や行動指針」と定義されています(※1)。

 現在、メンヘラテクノロジーの夢として「幸せに病める世界をつくる」ことを掲げています。強いて当てはめるならミッションになるんだろうか……?という程度で捉えていました。一緒に働いてくれるメンバーはこの夢に強く共感してくれている一方、抽象度が高すぎることもあり、解釈が分かれてしまうこともありました。

 そこで、2021年11月頃から社内でチームを作り、UI/UXデザイナーのmakiちゃんを中心にビジョンづくりをしました。

makiちゃんプロフィール
 千葉工業大学先進工学部知能メディア工学科4年生。メンヘラテクノロジーではUI/UXデザインを担当。

 単純にビジョンとして言葉を定めるだけではなく、2泊3日の合宿をして、いまのメンヘラテクノロジーを取り巻く状況や将来的な事業展開についてチームメンバーで考えました。その結果、普段私が一人では気づけないことが見つけられたり、改めて「メンヘラ」について深く考えたりできました。

 今回は、ビジョンづくりでどんなことに取り組んだのかを紹介できればと思います。

(※1)山下淳一郎『ドラッカー5つの質問』より引用

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