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ユーザックシステムのRPAで実現した業務自動化の事例 第13回

ユーザックシステムの「Autoジョブ名人」日本リビング保証に導入

2021年12月23日 16時00分更新

文● ASCII

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 ユーザックシステムは12月23日、RPAツール「Autoジョブ名人」の日本リビング保証への導入事例を公開。

 日本リビング保証は建物や設備機器の長期保証や第三者検査、定期点検・メンテナンス工事などを提供する住宅総合アフターサービス企業。同社は2018年にコールセンターを設立し、総合窓口として顧客からのさまざまな相談、施工保守業者や設備メーカーへの取次を毎日100件以上受け付けている。センターの定着とともに業務量が増え、入力ミスが懸念されるようになり、社長からDXによる業務効率化推進の方針が示され、コールセンターとしては大手ハウスメーカーの転記業務のRPA化の検討を進めていた。

リスト型スクリプト編集画面

 「トライアル期間にIT部門の手を借りずに実運用可能なロボットが作成できたこと」「スクリプト編集画面のUIがリスト型で視認性・メンテナンス性が高かったこと」「トライアル期間中の対応の速さ」などからAutoジョブ名人を採用したという。

 同社では現在、RPAの成功が社内DXプロジェクトの突破口となり、チャットボットの導入やSFA、AI-OCRなどさまざまなサービスのIT化の検討が進んでいるという。RPAも社内開発キャンペーンを推進することで各部署での業務自動化が進み、IT部門に頼り切りにならず自らシステム化することで業務改善の意識改革にもつながっているとしている。

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