第9回 VAIO Z購入記、買ったからには徹底的に使いこなしてレビューする
Type-C 4Kマルチモニタードッキングステーション、USB-Cケーブル1本でデスクワークマシンに
フルサイズUSBを持たないVAIO Z、スルーしないほうがいい逸品を使う
VAIOのドッキングテーションを試してみた
どちらもVAIOのロゴが入った製品で、前者(VJ8PRA3)はディスプレー端子が3つあり、電源供給も可能なモデル。後者(VJ8PRA2)は、バスパワーで動作するポータブルタイプの製品だ。モバイルワークで利用したいなら、迷わず後者。LANやVGA、USB-A、USB-C、HDMIとSDメモリーカード以外のインターフェースが揃っている。なおHDMI端子は3840 x 2160/30HzまでなのでVAIO Zなら搭載されているHDMI端子を使ったほうがより高解像度、高リフレッシュレートで利用できる。
一方のVJ8PRA3は、デスクに据え置きするタイプなので、VAIO Zをデスクワークで利用する際に便利なアイテムだ。
VAIO ZのようにUSB Power DeliveryとDisplayPort 1.4出力に対応したUSB-C端子を備えたマシンは、デスクワークで使う際は非常にメリットが高い。というのも、1本のUSBケーブルで映像出力も充電もこなせるため、デスクワークとモバイルワークの切り替えがケーブル1本の抜き差しで済むためだ。
いちばんの理想は、USB-Cを備えたディスプレーを所有していること。そうすればディスプレーと接続するだけで、映像出力も充電も可能となり、コンセントもディスプレーぶんしか必要なくケーブルの取り回しも非常にスッキリする。
とはいえ、USB-Cを搭載しDisplayPort Alt ModeとUSB Power Deliveryに対応したディスプレーを購入するとなるとそれなりのお値段がする。それが既存のディスプレーにVJ8PRA3を組み合わせることで、同様のことプラスアルファの機能が手に入る。価格は、単体で買うと3万2450円とそれなりのお値段だが、マシンと同時に購入すると2万7500円と約5000円もお得。デスクワークでVAIO Zを活用するのであれば、同時購入すべきアイテムなのである。
筆者の場合は、購入時そこまで考えていなかったので、ちょっと悔やんでいる
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