ワークアウトの頻度をチェックできる
では、緑の「ワークアウト状態」アプリで何ができるのかというと、運動頻度が適切かどうかをチェックできる。ワークアウトのしすぎは、オーバーワークを招き、怪我や健康トラブルの原因にもなりうる。この機能は地味ではあるものの、実はかなりありがたいものだと思う。
「ワークアウト」アプリから運動を実施したのち、「ワークアウト状態」アプリを起動すると、「疲労度」としての「%」が表示される。トレーニングを継続してよいのかどうか、回復まであと何時間はインターバルを開けたほうが良いのかなど、自身の感覚だけでなく、数値的な表示で確認できるのは便利である。また、過去のトレーニング強度や、VO2Maxの値なども同アプリからチェックできる。
なお、ワークアウトの結果は、ワークアウト終了時にサマリーとして表示されるほか、ウォッチ「ワークアウト記録」アプリから確認可能だ。ただし、わざわざウォッチの小さい画面をスクロールして確認するのは大変なので、多くの場合にはスマートフォンの「HUAWEI Health」アプリからチェックするほうが効率的だろう。何より、週表示や月表示などの統計情報が確認しやすくてよい。
ちなみに、HUAWEI WATCH 3には、「転倒探知機能」が備わっている。今回は実際に試せていないが、ウォッチの設定アプリから機能をオンにしておけば(「セキュリティとプライバシー」→「緊急SOS」→「転倒の検知」)、万が一転倒したような場合に救急サービスか、指定しておいた連絡先に通報できる点も安心だ。一人でランニングしている最中、万が一のトラブルに備えて、設定はオンにしておくことをお勧めしたい。
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