続々増えている「v6プラス」対応ルーターを知ろう!

快適なIPoEインターネットのポテンシャルを引き出す!

10ギガインターネットもv6プラスも対応、IO-DATA「WN-DAX3600XR」

文●大塚昭彦/TECH.ASCII.jp 取材協力● アイ・オー・データ機器

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 自宅のインターネット回線にIPv6 IPoE+IPv4 over IPv6方式の「v6プラス」を選ぶ人が増えたことから、v6プラスに対応する家庭用ルーターもこの数年で急速に増えている。ユーザーとしてはさまざまなメーカー、特徴、スペック、価格帯のルーターから、自分に最適なものを選べるようになり、うれしいところだ。

 本特集「続々増えている『v6プラス』対応ルーターを知ろう!」では毎回、ルーターメーカー1社を取り上げて、v6プラス対応ルーターの代表機種、メーカーとしてのv6プラスへの取り組み、v6プラス回線に接続するための設定方法などを紹介していく。すでにv6プラス回線を使っている方も、これからv6プラス回線の導入を検討している方も、本特集をルーター選びの参考にしていただきたい。

 第1回目の今回は、アイ・オー・データ機器(I-O DATA)のv6プラス対応ルーター「WN-DAX3600XR」を取り上げる。インターネット(WAN)ポート、LANポートの両方が10ギガビットEthernetに対応しており、最近増えている10Gbpsの高速インターネット回線サービスが提供する能力を十分に引き出せるルーターだ。

I-O DATAのv6プラス/10ギガインターネット対応Wi-Fi 6ルーター「WN-DAX3600XR」

I-O DATAにおけるv6プラス対応の取り組み

 I-O DATAでは、2017年4月発売のIPv6対応ルーター「WN-AX1167GR/V6」からv6プラス(MAP-E)対応を行ってきた。

 IPv6 IPoE/v6プラスについて、IO-DATAでは「一般ユーザー視点ではインターネットの速度アップや安定性、ハイエンドユーザーや法人ユーザーの視点ではIPv4アドレス枯渇などから生じる弊害解消をIPv6でかなえてくれるサービス」ととらえており、現行機種すべてで対応が進んでいる。同社では今後も全機種でv6プラスに対応していく方針だ。

 なおv6プラスだけでなく、その他のIPv4 over IPv6方式(transix、IPv6オプション、クロスパスなど)も広くカバーしており、一部製品ではDS-Lite、IPIP方式にも対応する(IPIPは法人が採用する製品中心に対応していく方針)。

10Gインターネットポート搭載、Wi-Fi 6対応の「WN-DAX3600XR」

 WN-DAX3600XRは、Wi-Fi 6(最大2402+1150Mbps)対応の無線LANルーターである。同社直販サイト「ioPLAZA」での販売価格は2万7280円(税込、本稿執筆時点)だ。

 前述したとおり、同製品の大きな特徴が「10ギガ対応」である。インターネットポートやLANポート(5ポートあるうちの1つ)がそれぞれ10Gポートとなっており、10ギガビットEthernet(および2.5ギガ/5ギガのマルチギガビットEthernet)での接続に対応している。10ギガ対応のLANケーブルも1本付属する。

 これにより、NTT東日本/NTT西日本の「フレッツ 光クロス」のような最新の10ギガインターネット回線を利用する場合、その能力を十分に引き出して快適なインターネット利用ができる。

WN-DAX3600XRはインターネット側、LAN側にそれぞれ1つずつ10ギガビットEthernet(10GbE)ポートを搭載している

IPv6 IPoE/v6プラス回線への接続設定

 そしてもちろん、WN-DAX3600XRはv6プラス(MAP-E)への接続にも対応している。ファームウェアVer2.0以降では「回線自動判別機能」を搭載しており、本機をv6プラス回線に接続するだけで自動設定される仕組みになっている。

 そのため、現在は基本的に手作業で設定する必要はないのだが、参考までに手作業での設定方法も見ておこう。

●設定詳細ガイド「IPv6(v6プラス、transix、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト、クロスパス)で利用する」(IO-DATA)
  https://www.iodata.jp/lib/manual/wn-dax3600xr/index.html#p4_1b

 設定は簡単だ。まず本機を設置し、モデムなどの回線終端装置とインターネットポートをLANケーブルで接続したあと、Wi-Fi(または有線LAN)接続したPCやスマホのブラウザで「http://192.168.0.1/」にアクセスして設定画面を開く。

 設定画面上部の「インターネット」タブを開き、左メニューの「インターネット」をクリックすると、「インターネット接続」方式の選択メニューが表示される。ここで「IPv4 over IPv6(MAP-E)」を選択すればよい。なお、その下の「IPv6機能」は「IPv6」を選択する(プロバイダーから指示のあった場合のみ「DHCPv6-PD」を選択)。

 必要な設定はこれだけだ。最後に「設定」をクリックすれば、設定が保存されてv6プラス回線に接続される。

WN-DAX3600XRの設定画面。まずは「インターネット」タブの「インターネット」を開く

「インターネット接続」メニューで「IPv4 over IPv6(MAP-E)」を選択すればよい

* * *

 以上、今回はI-O DATAのWN-DAX3600XRをご紹介した。動画配信サービスやオンラインゲーム、在宅勤務時のWeb会議など、高速で安定したネット環境を求める家庭にとって10ギガインターネットサービスは魅力的な存在だ。そのキャパシティを十分に発揮させるためにも、WN-DAX3600XRのような10ギガ対応ルーターに加えて、v6プラスサービスをぜひ選択していただきたい。

(提供:日本ネットワークイネイブラー、取材協力:アイ・オー・データ機器)

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