【音声認識】診察のための音声認識ツール『kanaVo』β版をリリース!カルテ作成業務にお悩みのドクターへ!早口での会話やマスク越しの声も高水準で認識。製品版は毎月5時間まで無料で利用可能!
kanata株式会社
ヘルステックスタートアップ企業のkanata株式会社(東京都中央区、代表取締役:滝内冬夫、以下「当社」)は、音声解析による電子カルテ入力支援システム「スマート医療秘書kanata!(https://www.kanatato.co.jp/)」に寄せられた御意見に対応し、診察のための音声認識ツール「kanaVo」β版をリリースしたことをお知らせいたします。「kanaVo」製品版は毎月5時間まで無料でご利用いただけます。
kanaVoリリースの背景
医療界でも働き方改革が喫緊の課題となっていますが、医師の長時間労働は改善されにくい状況にあります。厚生労働省による調査でも、医師の勤務時間は40時間/週を大きく超えています。そして、医師が負担感を感じているのは、診察そのものではなくカルテの入出力作業となっています。
そこで注目されているのが、カルテ入力の効率化です。アンケート調査によると、医師がカルテの入出力に費やす時間の平均は2時間/日を超えています。
カルテ入力を軽減するツールとして、音声認識への期待が高まっています。ただし、診察中の会話から生成される膨大なテキストデータの編集・要約が必要になります。
このような状況に着目した当社は、「スマート医療秘書kanata!」を2020年9月にリリースしました。これは、診察中の会話の音声認識結果を自然言語処理が要約し、それをRPAにより電子カルテに自動転記するものです。
その後、「スマート医療秘書kanata!」のユーザから「音声認識の精度を向上させて欲しい」との声が数多く寄せられました。
限られた診察時間で患者を診るために、医師は早口になりがちです。さらに新型コロナウイルス感染症の影響もあり、医師はもちろん患者もマスクをしています。このような環境が、音声認識の精度に影響していたのです。
kanaVoの特徴
当社は、このようなお声に応えるために、診察のための音声認識「kanaVo」を開発しました。
「kanaVo」は、診察中のマスク越しの早口な発話を高精度で認識することを目指した音声認識ツールです。さらに、カルテ形式(SOAP形式など)に要約する機能も搭載しています。
今後は、より多くの医師に使って頂き賢くなっていくことが必要です。
そこで、本日、β版をリリースしました。
kanaVo製品版について
「kanaVo」製品版は、2022年新春にリリースします。
より多くの医師に使って頂き賢くなっていくために、製品版も毎月5時間まで無料でご利用頂けます。
本格的な利用をご希望の方のために、100時間分の利用権を25,000円(税抜)で販売する予定です。
※kanaVoは、インターネット接続ができる環境でご利用が可能です。
kanaVoの今後の展開
医師以外にも、患者や顧客との会話の記録に忙殺されている方々は数多くいらっしゃると考えています。
今後は、そのような方々のお役に立つために、看護師、⻭科医師、獣医師、介護士、弁護士など様々な分野のための「kanaVo」の開発を進めていく予定です。
■会社概要
【会社名】kanata株式会社
【Webサイト】 https://www.kanatato.co.jp/
【所在地】東京都中央区築地3-7-1 TSUKIJI GRAND 2F
【代 表】滝内 冬夫
【設 立】2018年11月
【事業内容)
・構文解析の研究開発
・構文解析に関連するソリューション
・診察のための音声認識[kanaVo]の開発・運用・販売
・スマート医療秘書[kanata!]の開発・運用・販売
・その他病院情報システムに関連するコンサルティング