「非常用照明器具自主評定」に適合 「LED非常灯照明」の自社生産を開始 業界最高水準(※1)の省エネ性を実現した26種を新発売
アイリスオーヤマ株式会社
アイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)は、日本照明工業会の定める非常用照明器具自主評定に適合した、「LED非常灯照明」26種を2021年12月より順次発売します。
「非常用照明器具自主評定」は、建築基準法の施行規則および告示にて規定されている非常用の照明装置のうち非常用照明器具について、建築基準法及び工業会規格JIL5501「非常用照明器具技術基準」に適合しているか評定する制度です。本評定の承認には製品の適合と併せて、製造事業者登録に必要な指定検査設備及び製造ラインを日本国内に有すること、などの条件を満たす必要があり、国内でも生産できるメーカーは限られています。
当社は2010年に既設の蛍光灯と交換できる直管(ストレート)タイプのLED照明の発売を機に日本社会の一層の省エネに貢献するため、法人向けのBtoB事業に参入して以降、LED一体型ベースライト「ラインルクス」、ダウンライト、高天井照明、道路灯を順次発表しています。2017年に発売した当社独自の通信プロトコル採用無線制御システム「LiCONEX(ライコネックス)」により、照明制御事業に本格参入し、総合照明メーカーとして施設・店舗照明から、住宅用照明まで幅広い商品群を品揃えしています。今回の「非常用照明器具自主評定」の適合により、自社生産の「LED非常灯照明」を製品ラインアップに追加でき、省エネ社会実現に向けた総合照明メーカーとしの当社の提案力が一層強化されます。
今回発売する商品は、非常灯用途のみに使用するLED専用型「埋込型2種」「直付型2種」と、基本照明としても併用できるLED一体型「直付型16種」「直付笠付タイプ型6種」の計26種です。LED専用型は業界最小(※1)の充電時消費電力を実現し、非常時に必要な明るさが広範囲のため、設置する間隔を拡げることで、設置台数を削減(※2)できます。LED一体型は基本照明として使用した場合のLEDユニット効率が166.6lm/Wと非常灯用照明としての業界最高(※1)を満たしており、通常点灯時にも高い省エネ効果を発揮します。
当社は今後も、高効率なLED照明の商品開発や当社のネットワークを活かした様々な商材と組み合わせることで、トータル・ソリューションの提案を行い、省エネルギー社会の構築やカーボンニュートラル実現など多様な社会課題の解決に向けて貢献します。
■商品特長
1.業界最高効率(※1)の消費電力で高い省エネ性を実現
2.非常時に必要な明るさを確保できる範囲が広く、設置台数の削減が可能(※2)
1.業界最高効率※1の消費電力で高い省エネ性を実現
LED専用型は業界最小(※1)の充電時消費電力を実現し、LED一体型は通常点灯時のLEDユニット効率が166.6lm/Wと業界最高効率(※1)でさらなる省エネに貢献します。
2.非常時に必要な明るさを確保できる範囲が広く、設置台数の削減が可能(※2)
非常時に必要な明るさが広範囲のため、設置する間隔を拡げることで、設置台数を削減(※2)できます。
【その他共通特長】
リモコン付属のため、従来脚立などを使用し、行っていたバッテリー容量の定期点検などの負担を大幅に軽減します。リモコンのボタンを押すだけで「自己点検」が行えます。
■商品仕様(一部商品のみ記載)
LED専用型
LED一体型
(※1)JIS C8105-3:2011 照明器具−第3部:性能要求事項通則に基づき測定。
(※2)LED専用型の場合。