テクノスジャパンとデータ・アプリケーションが業務提携
テクノスジャパン
企業間取引の注文決済業務を効率化するプラットフォーム「CBP」とEDI国内トップシェアの「ACMS Apex」の連携によりDXソリューションを展開!クラウド上の企業間協調プラットフォームの活用で企業の業務改革や全体最適化を加速
株式会社テクノスジャパン (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉岡 隆、東京証券取引所市場第一部:3666)と株式会社データ・アプリーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:DAL、JASDAQ:3848)は、業務提携(以下、本提携)契約を締結しました。
■コロナ禍における企業のDXにおける実態
「2025年の崖」で話題になった経済産業省の「DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート」において、2020年12月に「DXレポート2(中間取りまとめ)」(※1)が公表されました。「DXレポート2」では「ユーザー企業とベンダー企業の共創の推進」の必要性を提示していますが、2020年に発生した新型コロナウイルス禍において、テレワークへの移行などデジタル環境が整備されはじめたものの、一方で、環境変化に対応できない企業が浮き彫りになるなど、多くの企業がDXに取り組めていないのが現状です。
■企業間取引の注文決済業務を効率化するプラットフォーム「CBP」とEDI国内トップシェアの「ACMS Apex」の連携によりDXソリューションを展開し共創を推進
本提携では、大手製造業を中心に、BtoBの業務プロセスを標準化・効率化に強みを持つテクノスジャパンの協調プラットフォーム「CBP(Connected Business Platform)」とDALのエンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex」が協調したDXソリューションを提供して参ります。
クラウドで提供される企業間協調プラットフォームにより一連の取引情報の共有と齟齬のないコミュニケーションが可能となり、企業の業務改革や全体最適化を図ることを加速します。
さらに、両社の販売チャネルの相互活用や、共同プロモーションなど協力体制を構築し、シナジーによる競争優位性を高めて参ります。これにより、お客様のDX推進を図り、働き方改革をはじめとした社会課題を解決していくとともに、ユーザー企業とベンダー企業の共創を進めることで、更なる事業の拡大を目指して参ります。
■「CBP」と「ACMS Apex」について
「CBP」は、各企業が持つERP(※2)やCRM(※3)同士が連携し、企業間データを齟齬無く、柔軟かつリアルタイムに活用していくための協調プラットフォームです。データによるコミュニケーションを図り、サプライチェーン全体での効率化を実現します。
「ACMS Apex」は、既存の業務アプリケーション資産を生かしつつ、単一ソフトウェアで、セキュアかつ可用性の高いデータ連携基盤を容易に構築できるエンタープライズ・データ連携基盤です。
「CBP」は、データを溜める、活かす企業間取引基盤と、データをつなぐデータ連携基盤の2つのコア基盤で構成されておりますが、「ACMS Apex」がSaaS連携基盤として担うことで、取引データが簡素化、標準化され、業務効率化、コスト削減、さらには統合データの戦略的な経営への利活用など、企業の取り巻くDXに関連する課題を解決するソリューションを提供します。
【CBPとACMS Apex連携イメージ】
両社は当ソリューションを通じ、AI-OCR技術(※4)を活用した紙媒体のデータ連携機能拡張予定です。
■各社代表のコメント
<株式会社テクノスジャパン 代表取締役社長 吉岡 隆>
弊社は「企業・人・データをつなぎ社会の発展に貢献する」ことをミッションとして、ERP、CRM、CBPビジネスを掛け合わせ、企業内・企業間の標準化に取り組んでおります。今回、データ・アプリーション社との業務連携により、これまで以上に日本企業の企業間プロセス&データの標準化とデータドリブン経営実現によるDXを推進し、つながる社会の未来を切り拓いて参ります。
<株式会社データ・アプリケーション 代表取締役社長執行役員 安原 武志>
弊社がこれまで、EDIで培った技術力・ノウハウを、テクノスジャパンのCBPと連携することで、データ・インテグレーション市場(データ連携市場)での業務改革、システム改革を伴うデータ連携の全体最適化、お客様のDXを支援します。今後もたゆみなき「変革への挑戦」で「データと一緒にワクワクする未来」を実現すべく、広く社会に貢献していきます。
※1:経済産業省「DX レポート 2 中間とりまとめ(概要)」
https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201228004/20201228004-3.pdf
※2:ERP エンタープライズリソースマネジメント(基幹パッケージシステム)
※3:CRM カスタマーリレーショナルマネジメント(顧客接点管理)
※4:AI(人工知能)技術を取り入れた光学文字認識機能(OCR)のこと
◆CBP(Connected Business Platform)について
https://www.tecnos.co.jp/solution/service/#cbp
◆ACMS Apex(エーシーエムエス エイペックス)について
https://www.dal.co.jp/products/di/apex/outline.html
【株式会社テクノスジャパンについて】
1994年に創業し、ERPビジネスを中心に事業を拡大。2018年、20年のM&Aにより、もう一つの柱としてCRMビジネスを確立。取り扱いソリューションはERPのグローバルスタンダードであるSAP、CRMのグローバルスタンダードであるSalesforceが中心で、現在はこれらに加えてテクノスジャパン独自のDX協調プラットフォーム「CBP」上にクラウドサービスを展開。「企業・人・データをつなぎ社会の発展に貢献する」をグループミッションに掲げ、企業向けの経営・業務領域のデジタルトランスフォーメーションを推進するサービスを提供しています。
【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS (Advanced Communication Management System) シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2400社12500サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
【本件についてのお問い合わせ先】
◆株式会社テクノスジャパン
◆株式会社データ・アプリケーション
※DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOON, OCRtranは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。