KINTOヨーロッパ、ソフィコのオートリース向けERPプラットフォーム「Miles Enterprise」を欧州各国に一斉導入
ソフィコ
KINTOヨーロッパと、オートリース業務向けMiles Enterpriseプラットフォームをヨーロッパ主要市場で本番稼働開始
[ベルギー – 2021年10月18日(現地時間)発] トヨタ自動車(Toyota)欧州部門のトヨタモーターヨーロッパとトヨタファイナンシャルサービス株式会社の合弁会社であるKINTOヨーロッパは、ソフィコのMiles Enterpriseソフトウェア・プラットフォームをヨーロッパ各国に導入しました。今後、同社のすべての車両管理業務を管理します。
KINTOヨーロッパはオペレーション戦略として、このたび5つの主要市場にMiles Enterpriseを導入しました。過去数か月の間、フランスを皮切りにイタリア、スペイン、ドイツでKINTOフリートサービス事業向けに順次本番稼働を開始。また、ベルギーではリテール、ホールセールおよびフリートの各事業で段階的な導入が進行中です。
KINTOヨーロッパは多角的なベンダー選考プロセスに基づき、Miles Enterpriseでフルサービスリース市場における全車両を管理することを決定しました。選考においては、Miles Enterpriseがすでにオーストラリアのトヨタグループが提供するフリート車両約13万台を管理している実績も評価しています。
プロジェクト期間短縮に貢献した導入フレームワーク
ソフィコのMRI(Miles Reference Implementation)およびMIM(Miles Implementation Methodology)は、世界中で数多くのプロジェクトで得られた経験に基づく導入フレームワークです。ソフィコはこれに磨きをかけ、導入期間全体を短縮する効果的な手法を確立しました。この手法は今回のプロジェクトでも効果的な役割を果たしました。その結果、KINTOとソフィコは共にヨーロッパ全体でプロジェクト展開するための共通基盤をつくりあげ、Miles Enterpriseの各国への導入が加速しました。
KINTOヨーロッパ新規事業開発担当ディレクター・
Phil Boxsell氏のコメント:
「このたび4つの新規参入地域と2つの既進出地域にシステムを導入したことにより、わたしたちはほぼヨーロッパ全域をカバーする事業体制を構築することができました。その結果、極めて短期間で約10万台の契約車両に成長する事業となり、大きな成功を収めました。」
「当社は、ヨーロッパ全域にフルサービスのリースおよびモビリティサービスを展開する計画ですが、Miles Enterpriseプラットフォームはそのためのすばらしい基盤となっています。主要市場でMiles Enterpriseプラットフォームを効率的かつ効果的に導入する上で、ソフィコの専門知識や幅広い知見、そして緊密な協力関係がなければこれを実現することはできませんでした。」
ソフィコについて
ソフィコ(Sofico)は、統合アプリケーションシステム(ERP) Miles Enterpriseを中心として、世界有数のオートリース企業向けにソフトウェア・ソリューションを提供しています。1988年にベルギーのゲントで設立され、業界で30年以上の経験とビジネスノウハウを有しています。Miles Enterpriseは現在まで世界28カ国に導入されています。
詳細についてはhttps://www.sofico.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。
KINTOヨーロッパについて
KINTOヨーロッパは、日本の名古屋に本社を置くトヨタファイナンシャルサービス株式会社と、ベルギーのブリュッセルに本社を置くトヨタモーターヨーロッパの合弁会社です。フルサービスのリース商品を提供することで、将来のモビリティサービスのための欧州拠点を整備することを目的に2018年に設立され、フランス、イタリア、ドイツ、スペインに子会社を設立しています。
詳細についてはこちらをご覧だください:
https://www.kinto-mobility.eu/
当報道資料は、2021年10月18日(現地時間)にソフィコ(Sofico)が発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://www.sofico.global/en/news/customer-stories/kinto-europe-implements-miles-across-europe