東京ロボティクス、Torobo Eyeシリーズ新機能実装・据置型ロングレンジ版を開発
東京ロボティクス株式会社
東京ロボティクス株式会社(東京都新宿区、代表取締役:坂本義弘)は、Torobo Eyeシリーズに新機能としてハイダイナミックレンジ(HDR)撮影機能を実装いたしました。また、ロボット手先に特化した3次元カメラSL40に加え、据置型ロングレンジ版(試作)を開発いたしました。
■ハイダイナミックレンジ(HDR)撮影機能について
ハイダイナミックレンジ撮影により、デプスが欠落しがちな金属光沢や黒色のワークであっても、一度の撮影で計測することが可能になりました。
■据置型ロングレンジ版(試作)について
今年1月にリリースしたTorobo Eye SL40は、ロボットの手先取り付けに最適化された小型・軽量、且つ高速・高精度が特徴の3次元カメラですが、リリースから1年たっていない状況にもかかわらず、先端的な取り組みをされている大企業の生産技術部やベンチャー企業、多くのロボット研究者の方々にご好評頂いております。
ユーザーの皆様からは、ロボットの手先だけでなく、据置型でロングレンジ計測ができるものも利用したいとのお声を多数頂いたため、この度、据置型ロングレンジ版(試作)を開発いたしました。
正式リリースは、来年2022年3月を予定しております。
●視野範囲
据置型ロングレンジ版(試作)
※参考 SL40 視野範囲
●実物展示・デモ
ハイダイナミックレンジ撮影機能・据置型ロングレンジ版(試作)の実物・デモは、以下の展示会でご覧頂けます。
2021年10月27日(水)~29日(金)
第4回 スマート工場EXPO
ポートメッセ なごや(https://www.sma-fac-nagoya.jp/ja-jp.html)
■東京ロボティクスについて
東京ロボティクスは、『人間共存ロボット』の実現を目指す早稲田大学発のロボティクススタートアップです。
私たちが目指す『人間共存ロボット』とは、製造現場だけでなく私生活を含めた様々な場面で、人に寄り添うロボットを指しております。
創業間もない時期は、力制御可能なロボットアームや双腕ロボットの開発を中心に行ってまいりました。近年は、これまでの研究成果を更に前進させた力制御可能な最先端人型ロボットを開発するとともに、人間共存ロボット実現に必要な要素技術として、ビジョン(3次元カメラ)や画像認識・機械学習、遠隔操作など研究領域を広げております。
また、研究開発にとどまらず社会実装する事業も加速しており、多くの大手企業と共同開発を進めております。
■求人情報
東京ロボティクスでは、一緒に人間共存ロボットを開発する仲間(正社員・インターン)を募集中です。
以下問い合わせ先、若しくはwantedly( https://www.wantedly.com/companies/robotics )よりご応募ください。
問い合わせ先:recruit@robotics.tokyo