医薬品の欠品・在庫リスク軽減を支援する「Musubi AI在庫管理」
勘と経験に頼らない医薬品発注により薬局のDXを支援
カケハシは9月8日、薬局の業務効率化と医薬品の欠品・在庫リスクの軽減支援を目的に、「Musubi AI在庫管理」の提供を開始した。
同サービスは、AIによる患者来局予測や独自コードによる医薬品在庫管理などに基づく半自動発注および店舗間在庫融通といった機能を有する、薬局向けのクラウド型在庫管理・発注システム。 Pharmarket提供する医薬品二次流通サービス「Pharmarket」と連携のうえ、AI在庫管理が不動在庫を自動的に検知し医薬品売却の簡易見積を可能にする「らくトク売却」機能(2022年提供開始予定)を無料オプション提供することで、薬局の在庫管理・発注にかかわる総合的な課題解決を推進するという。
同サービスには、「Musubi AI在庫管理ベーシックプラン」、およびPharmarketと連携した「Musubi AI在庫管理 らくトク売却プラン」の2つのプランがある。
Musubi AI在庫管理ベーシックプランは、同サービスを単独で利用するプラン。独自コードによる在庫管理、AIによる高精度の来局予測に基づく半自動発注、患者毎の処方情報と来局予測の管理、などを有する在庫管理・発注サービス。なお、近日中に店舗間在庫融通、受発注・在庫状況に関わる各種レポート閲覧の機能が追加される予定。
Musubi AI在庫管理 らくトク売却プランは、同サービスとPharmarketがシームレスに連携したプラン。加入することで、不動在庫期間に応じて売却医薬品をレコメンド、ボタンひとつで売却見積の取得が可能となる。加入者はPharmarketでの買取価格を15%アップ、買取時の送料を着払い、医薬品の購入価格の特別値引の特典が受けられるという。