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水道管路の環境リスクを一目で把握!管路環境リスクマップの提供を開始

PR TIMES

Fracta(米国AIベンチャー)

水道管路の環境リスクを一目で把握!管路環境リスクマップの提供を開始

 環境ビックデータと AI を用いた水道管路劣化診断技術を提供するFracta(本社:米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、CEO:加藤崇)は、このたび全国の自治体様に向けて「管路環境リスクマップ」の販売を開始しました。


 「管路環境リスクマップ」は、上水道管の破損漏水事故の起こりやすさを推計し、日本全国の自治体様の破損事故リスクをヒートマップ状に可視化したハザードマップです。Fractaが今年4月に公表した調査レポート「全国自治体における破損確率の推計」をベースとしており、対象地域の地形・気象等の地理情報および人口・地域開発等の経済・社会に関する情報、ならびにFractaのアルゴリズムで学習済みの破損事故のパターンを用いて算出した破損確率に基づいています。いわば、水道管路にとってのハザードマップであり、各地域の水道局が所有する個々の管路図面や漏水記録を用いることなく、各地の破損漏水事故リスクを可視化したことが大変ユニークな取組みであると、ご好評を頂いております。

■管路環境リスクマップの活用例



 4月に同社が公表した調査レポートでは、2km四方のメッシュの環境リスクマップをウェブサイト上で公開しておりましたが、各地の自治体様からリスクマップのご購入要望を多く頂きましたため、更に粒度が細かく詳細な情報を記した「管路環境リスクマップ」を作成し、このたびあらたに自治体様に向けて有償でのご提供を開始した次第です。2km四方から250m四方まで4段階の粒度を用意しており、自治体様のニーズとご予算に応じてご活用頂けます。

 「管路環境リスクマップ」は、自治体様の職員の方々が、ご自身で簡易的に管路健全度の予測評価を行うためのセルフ診断キットです。自治体様は、本格的な調査・診断の前に手頃な価格で簡単・迅速に管路環境リスクを自己診断・簡易評価が可能となります。同マップは、自治体様が所有するGIS(地理情報システム)に読込み可能です。現在の管路図面や過去の漏水事故記録、他のハザードマップ等と重ね合わせてみることで、対象地域における漏水事故の起こりやすさ、管路全体の健全性、対策検討の必要性などを簡易評価することができます。先行して試用頂いた自治体様からは、新たな視点から得られる気づきや示唆が各種施策の検討に有効だとしてご好評を頂いています。Fractaは「管路環境リスクマップ」をアセットマネジメントの導入期における『簡易支援ツール』の一つとしてご活用頂くことを期待しています。

 市民の皆様に持続的に安心、安全な水道をご利用頂くためには、管路の長寿命化への取り組みが不可欠です。その最初の一歩として、アセットマネジメントの取組みの理解を深め、早期導入・早期定着を実現することが喫緊の課題となります。本ツールがその一助となり、SDGsに掲げられたゴール「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」の実現に資するものと期待しています。

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本リリースに関する報道関係者様からのお問合せ
管路環境リスクマップおよび本リリースについてのお問合せはFracta事業開発部までご連絡下さい。
URL:https://www.fracta-jp.com/ 
mail:dmaekata@fracta.ai
tel:070-4390-1017