ファーウェイ通信 第154回
ゲームはもちろん、エンタメやビジネス作業でも大活躍するディスプレー
21:9の3K解像度で165Hz対応! 話題の34型湾曲ゲーミングモニター、ファーウェイ「HUAWEI MateView GT」レビュー
2021年09月15日 11時00分更新
リアルなゲームシーンで威力を発揮する
高リフレッシュレートやサウンド、ゲームアシスト機能
ここからは、HUAWEI MateView GTをゲーミング用途で利用する際に威力を発揮する性能や機能について見ていこう。
まずは、ゲーミングディスプレーで重要となるリフレッシュレートだが、HUAWEI MateView GTのそれは165Hz。一般的なディスプレーの60Hzと比較して、ゲーム画面をずっと滑らかに表示でき、快適にゲームをプレイできる。
165Hzで出力するには相応の性能のビデオカードが必要となるが、FPS(First Person Shooter)のようなゲームでこのような高いリフレッシュレートでは、単に滑らかになるだけでなく、1秒間に更新される情報量が多くなることで、遠くで高速で動いている対象(敵)でも解像感が落ちないため、素早い察知と正確な認識が可能となる。
ゲームではサウンドも重要。HUAWEI MateView GTはスタンド部分にサウンドバーを内蔵している。デュアル構成のスピーカーは5W×2となかなかパワフルだ。外部スピーカーを別で用意しなくても、迫力のサウンドを楽しめるのはユニークな特長だと言えるだろう。
また、このサウンドバーにはタッチコントロール機能が搭載されており、指先で触れるだけで音量調節が可能だ。タッチコントロール部にはLEDカラーライティング機能も搭載されており、エフェクトありで光らせられる。さらに、ノイズキャンセリングに対応したデュアルマイクも内蔵している。これはUSB Type-Cで接続したノートPCなどから認識でき、ビデオ会議や音声チャットで活用が可能だ。
HUAWEI MateView GTは、ゲームプレイをアシストするさまざまな機能も搭載している。そのひとつが「ダークフィールドコントロール」。ゲーミングモニターでは定番だが、これは暗い場面でディスプレーの明るさを調整して敵をいち早く発見しやすくするもの。特にFPSをプレイする上では欠かせない機能だ。
また、やはりFPSのプレイで便利なのが「ターゲットアシスト」。FPSでは基本的に画面中央が照準位置となるのだが、この中央部分に常時スコープを表示させる機能だ。メニューからオン/オフを切り替えられ、スコープの種類や色も選ぶことができる。
さらに、ゲームのスタイルに合わせて映像モードを切り替える機能もある。用意されているモードは「FPS」のほか、「MOBA(Multiplayer online battle arena)」や「RTS(Real Time Strategy)」と、ゲームのジャンルごとのモードがあるのがなかなか興味深い。ゲーム以外の用途のために「Movie(映画)」や「Scenery(景色)」といったモードも用意されている。
なお、HUAWEI MateView GTは、前面下部に5方向ジョイスティックを備えている。これを使ってメニュー操作をするのだが、比較的使う機会が多い入力端子や映像モードの切り替え、ダークフィールドコントロールのレベル変更などの際に、画面の側面や背面にわざわざ手を伸ばす必要がなくなるため使いやすい。
今回、実際にHUAWEI MateView GTでFPSをプレイしてみたが、没入感は確かに優れている。この没入感は一人称視点のゲームと相性が良く、レースゲームを堪能するのにも向いていそうだ。また、165Hzのリフレッシュレートは60Hzのディスプレーと比較すると、その効果が際立つ。筆者は残念ながら、ゲームプレイは正直得意ではないが、熟練者にとってはこの差が大きな意味を持つことが理解できた。

この連載の記事
-
第255回
sponsored
これぞファーウェイ製スマートウォッチの最高峰! 「HUAWEI WATCH Ultimate 2」レビュー -
第254回
sponsored
ファーウェイのスマートウォッチ最新機種が30%オフは安過ぎ! 旧機種下取りキャンペーンを実際に利用する -
第253回
sponsored
スマートウォッチとゴルフブランドの強力タッグ!?「HONMA✕HUAWEI WATCH GT 6 Pro」のゴルフ機能を実際のラウンドで試す -
第252回
sponsored
1万円台前半で強力ノイキャンな高コスパイヤホン「HUAWEI FreeBuds 7i」レビュー -
第251回
sponsored
バッテリー持ちはついに21日間 スマートウォッチ界の定番がさらに進化! ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」レビュー -
第250回
sponsored
【徹底解説】登山の楽しさ大幅UP! ファーウェイ製スマートウォッチのルートナビ機能使いこなし術 -
第249回
sponsored
6000円台のお手頃価格なのに「カナル型+ノイキャン+最大50時間」! 注目の新イヤホン「HUAWEI FreeBuds SE 4 ANC」 -
第248回
sponsored
iPhone&ファーウェイ製イヤホンがさらに便利になる! iOS用「HUAWEI Audio Connect」解説 -
第247回
sponsored
実はファンが多いインナーイヤー型イヤホンって何!? カナル型とどこが違う? ワイヤレスイヤホンの選び方 -
第246回
sponsored
【買いはコレ】高機能で人気のスマートウォッチ&イヤホン、プライムデーでファーウェイ製品を狙う! -
第245回
sponsored
充電は1日1回? 画面は四角いのだけ? そんなことありません! スマートウォッチデビューはファーウェイが◎ - この連載の一覧へ








