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テーマは「GOING BEYOND BARRIERS」

パナソニック「SPORTS CHANGE MAKERS」最終プレゼン開催、スポーツの価値を技術で拡張

2021年08月31日 15時00分更新

文● ASCII

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視聴者に競技の面白さを伝えるアプリ
欧州代表チーム

欧州チームの「REFEREE TRANSLATOR」

 「REFEREE TRANSLATOR」と名付けられた欧州代表チームのアイデアは、レフェリーの動きや判定をわかりやすく翻訳し、視聴者が競技をより深く楽しめるようにするアプリだ。

レフェリーの動きをデジタル化するというコンセプトを軸に設計した

 チームのメンバーは、イギリスのハル大学で出会った同級生たち。在学中、3人はテレビでスポーツ観戦をしながら食事を一緒にする機会が多かったと話す。柔道のルールを知ったことで、試合の観戦が何倍にも楽しくなったという経験から着想を得たのが、今回のプロジェクトだ。

 彼らは自分たちの経験から、ルールを十分に知らないために、試合を十分に楽しめなかったり、興味が希薄になったりする人がいると分析。

 そこで考えたのが、レフェリーの動きをモーションセンサーによってデジタル化し、スマートフォンのアプリ上に表示させるという仕組みだ。テレビやスタジアムで試合を観戦しながら、アプリを補助的に使うことで、誰もが試合を深く理解できるようになると説明した。

モーションセンサーのデータを受けて、アプリ上に情報が表示される

 また、正しいジェスチャーを当てるゲームや、オリンピック・パラリンピック協議の全種目を網羅したデータベース、観戦中の試合で、これから得点を決めるプレイヤーを予想する投票システムや、VRやARでレフェリーの視点を見る機能も設けると話した。

アスリートの動きを体験できる公園
日本代表チーム

日本代表チームの「Our Play Park」のコンセプトを表現したオブジェクト

 日本代表チーム(横瀬 健斗氏の個人参加)のプロジェクトは「Our Play Park」と名付けられた、アスリートの「動き」を体験できる遊具や設備を常設する公園だ。

アスリートの動きを3Dモデル化し、その軌跡を取得

 横瀬 健斗氏は、「前回の東京オリンピックから半世紀が立ち、スポーツ観戦はカラーテレビだけでなく、スマートフォンなどでも可能になった。でも、画面を介してスポーツを見ているという点では変わらない」と説明。「見る」のではなく、「体験する」のが、Our Play Parkのコンセプトだ。

 具体的には、過去の競技の映像から、3Dモデルを作成し、3Dモデルから得られた選手の軌跡の形状を遊具に落とし込む。例えば、走り幅跳びの選手の軌跡を、滑り台の高さやカーブの角度として表現したり、水泳選手の手の動きを、飛び石として表現するといった具合だ。子供たちは、それらの遊具を使って遊ぶことで、アスリートの動きを体感できる。

Our Play Parkのイメージ図

 さらに、スマートフォンのカメラをかざせば、アスリートの動きが画面に表示されるといったアイデアも披露された。これによって、子どもたちは、どの遊具がどの競技を表現しているのかを知ることができ、アスリートの動きを、より身近に感じられるようになる。

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