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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第67回

【今月の自作PCレシピ】128人対戦のBF2042に備える小型ハイスペックゲーミングPC

2021年07月17日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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Core i7とZ590マザーを組み合わせ

 CPUには良い感じに値下がりし、5万円を切っている8コア/16スレッドの「Core i7-11700K」を選んでいる。組み合わせるマザーボードはGIGABYTE「Z590I AORUS ULTRA」だ。10+1フェーズの電源回路や10層基板による安定性に加え、PCIe4.0 NVMe M.2 SSDを安心して搭載できる大型ヒートシンクを170×170mmのMini-ITX基板に詰め込んでいる。さらにゲーミングで大事なネットワーク周りも、Wi-Fi 6や2.5ギガビットLANといった新世代インターフェースを採用している。

第11世代Core i7の最上位に位置するCore i7-11700K。TDPは125Wで、最大5.00GHzで動作する

Z590チップセットを採用するMini-ITX規格マザーボードのGIGABYTE「Z590I AORUS ULTRA」

USB3.2 Gen2×2対応 USB Type-Cポートや、Wi-Fi6、2.5ギガビットLANといった新世代インターフェースを装備する

 ストレージのM.2 SSDには最速クラスとなる最大リード7000MB/secに達するSAMSUNG「980 PRO」を組み合わせた。そのうえ、複数のゲームを余裕でインストールできる1TBをチョイスしているので、容量の面でも安心。メインメモリーには、DDR4-3200動作に対応する16GB×2枚のたっぷり32GBを準備し、スペックに抜かりなしだ。

最速クラスのPCIe4.0×4 NVMe M.2 SSDとなるSAMSUNG「980 PRO」

容量1TBモデルで、ゲームも写真や動画もタップリ保存できる

CrucialのDDR4-3200メモリーを組み合わせ

240mmラジエーターの水冷CPUクーラーを搭載

 サイドとボトムにオールインワン水冷CPUクーラーを搭載できるのもCooler Master「MasterBox NR200」シリーズの魅力のひとつ。CPUを水冷ユニットで冷却することで、ハイエンドGPUビデオカードを搭載しても、不安なくゲーミングを楽しめるようになると石井さんは言う。

 水冷ユニットには冷却性と静音性に定評のあるNZXT「KRAKEN X53」を組み合わせているが、Cooler Master「MasterBox NR200」には、ウォーターブロックの背が低い、ADATA「XPG LEVANTE 240」もおすすめとのこと。

 冷却、静音性ともに優秀だが、ポンプ、ファン、LED制御と配線するケーブルが多くなる「KRAKEN X53」か、小型ウォーターブロックとディジーチェーンケーブル採用ファンで組みやすく、若干安価な「XPG LEVANTE 240」か、好みで選ぼう。

定番オールインワ水冷CPUクーラーのひとつであるNZXT「KRAKEN」シリーズ。ウォーターブロックにインフィニティーミラーを内蔵し、240mmラジエーターを採用する「KRAKEN X53」

240mmラジエーターを採用したADATA「XPG LEVANTE 240」。ウォーターブロックの高さは36mmと低いので、コンパクトPC自作との相性がいい

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