ファーウェイ通信 第150回
大幅性能強化で使い勝手も大きくアップ!
ハイエンド級性能で登場したファーウェイの新タブレット「HUAWEI MatePad 11」レビュー
2021年07月14日 11時00分更新
ペンにキーボードカバーと周辺機器が
本機の利便性や使い勝手をさらにアップさせる
HUAWEI MatePad 11のオプション品や独自機能も見ていこう。
まずは、スタイラスペンの「HUAWEI M-Pencil 2」(市場想定価格:1万2980円)だ。4096段階の筆圧感知に対応すること自体は従来モデルから変わりがないが、HUAWEI MatePad 11の高いリフレッシュレートに対応すべく、最小2msという低遅延での反応が可能になっていることで、実際に使ってみても線や文字が非常に滑らかでまったく違和感なく書き込みできるようになっている。また、HUAWEI MatePad 11本体(横画面時の上部)にマグネット接続するだけでワイヤレス充電されるので、ケーブルなどをカバンに入れておく必要はないし、使わない状況でどこかに行ってしまって、探すはめになることもないのは大きなプラスだ。
専用のキーボードカバー「HUAWEI スマートキーボード」(市場想定価格:1万5180円)も用意される。こちらもHUAWEI MatePad 11本体とは磁石での装着が可能で、この瞬間に自動的にペアリングとワイヤレス充電が始まるので、使い始めに手間が生じることはない。キーボード自体も1.3mmと比較的深いストロークのフルサイズタイプで、2段階の角度調整ができるため、使う状況に合わせた快適なタイピングが可能だ。
ファーウェイ端末ではおなじみの独自機能「マルチスクリーンコラボレーション」もさらに進化している。ファーウェイ製スマホ(NFCに対応したEMUI 10.1以上のモデル)をワイヤレスで接続し、スマホの画面をタブレット側に投影できるのだが、今回は投影されたアプリを最大化してフルスクリーンで表示することも可能になった。またファーウェイ製PCとの接続では、タブレットをセカンドディスプレーとしての利用も可能になった。PCのデスクトップ領域が拡大して、作業効率が大きく上がるので、PCとタブレットの2台持ち歩きも視野に入ってきそうだ。
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マルチスクリーンコラボレーションは、スマホの画面をタブレットに表示するだけでなく、タブレットからのスマホの操作やファイルのドラッグ&ドロップでのコピーも可能。さらにPCとの連携ではHUAWEI MatePadを追加ディスプレーにすることも
こうした連携機能の向上は、話題の新OS「HarmonyOS」の採用によるところが大きい。HarmonyOSでは、特にユーザーインターフェースの改善に力が入れられており、さまざまなウィジェットの追加に加え、ホーム画面下部のアプリバーの使い勝手がアップしているが、基本的な使い方自体は、これまでのHUAWEI MatePadシリーズから大きく変わってはいないので、あらためて使い方を学習する必要はない。アプリもHUAWEI AppGalleryからダウンロードしたり、ウェブブラウザー経由でウェブベースの各種サービスが利用できる。このHarmonyOSの詳細や使い方については今後の本連載でも随時紹介していく予定だ。
★
HUAWEI MatePad 11は、ファーウェイ公式オンラインストア「HUAWEI STORE」のほか、家電量販店やECサイトなどで7月23日に発売される。市場想定価格は5万4780円。最近ではあまり市場でも見られなかった高性能なタブレットとして、注目を集めそうな1台と言える。
ファーウェイ「HUAWEI MatePad 11」の主なスペック | |
---|---|
ディスプレー | 約10.95型IPS液晶 |
画面解像度 | 2560×1600 |
サイズ | 約254×165×7.25mm |
重量 | 約485g |
CPU | Snapdragon 865 (1×2.84GHz+3×2.4GHz+4×1.8GHz) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) |
OS | HarmonyOS 2 |
無線LAN | Wi-Fi 6 |
カメラ画素数 | リア:約1300万画素/イン:約800万画素 |
バッテリー容量 | 7250mAh |
生体認証 | 顔認証 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | アイルブルー |
市場予想価格(税込) | 5万4780円 |
提供:ファーウェイ・ジャパン
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