輸配送リソースを一元管理する、配車管理サービス MOVO Dispatchをリリースします
株式会社Hacobu
「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指しLogistics Cloud MOVO(ムーボ)を提供する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)は、荷主、大手3PLから運送会社まで幅広くご利用いただける、輸配送リソースの一元管理と、トラックやドライバーに対する貨物の最適配分を支援するアプリケーション、配車管理サービス MOVO Dispatch(ムーボ・ディスパッチ)を2021年7月5日(月)にリリースいたします。
開発の背景
デジタル化の遅れが指摘され久しい物流業界において、特に配車に関わる業務は遅れが顕著です。配車業務は時間、車両形態、ドライバーの特性・能力、荷役の条件など考慮すべき要素の多さ・システム化や自動化の難しさから、ベテランの配車担当者の経験に頼った属人的な業務にならざるを得ない実情があります。そのため、ホワイトボードや紙で配車管理を行っている企業も多く存在します。
加えて、日本の物流業界構造の特色として挙げられる「多重構造」により、輸送を依頼する側からは実際に輸配送にかかるリソース(車両、ドライバー)がどれだけ存在し、利用可能なのかが見えず、その最適配分の試みを難しくしています。
配車管理サービス MOVO Dispatch概要
車両、ドライバーをMOVO Dispatchに登録し、輸配送案件を割り当てることで、いつ、どの車、どのドライバーが
・どのような仕事を行う予定なのか
・どれだけの貨物を積む予定なのか(積載率)
・どれだけの時間、移動/休憩するのか
が可視化され、配車業務を効率化します。さらに、事業所や物流拠点を跨いで情報が可視化されるので、拠点間での合積みや戻り便活用による積載率、稼働率の向上を支援します。
MOVO Dispatchを導入するメリット
●工場や物流拠点において出荷/集荷車両の手配を担う方
○拠点・部門を跨いだ協力会社ネットワークの配車状況の可視化による車両手配の効率化・稼働率向上
○積載率情報(容積または重量)に基づく実行可能性を加味した配車調整
○軒先条件や取扱条件などの知見の属人化回避
●運送会社(協力会社)の方
○自社車両と協力会社車両の配車状況・案件の一元管理
○必要な車両の架装やドライバーのスキルなど、実行可能性を踏まえた配車検討の省力化
○作業地点間の移動時間を含めた運行計画検討の省力化
○MOVO上(※1)で受領した案件について、登録作業なしで配車ができ、依頼元に対しての担当車両・ドライバー情報の共有がシステム内で完結
今後の展開について
MOVO Dispatchはドライバー向け機能と、MOVOの他プロダクトとの連携を見据え、既存のMOVOユーザーからお声をいただきながら、随時機能拡張を行っていく方針です。
ドライバー向け機能
●スマートフォンでの担当案件の確認や実績の登録
●運行管理者/元請けとの連絡、現在地の報告
●案件情報からバース予約の作成
MOVOの他サービスとの連携
●MOVOの各サービスの連携により、配送案件の依頼から配車計画、配車手配、バース予約、車両動態管理までのデータのやり取りがスムーズになる
LYNA 自動配車クラウド(株式会社ライナロジクス)との連携
●LYNA 自動配車クラウドはライナロジクスが提供する完全AI自動配車システム。LYNA 自動配車クラウドがAIで作成した配送ルートを、MOVO Dispatchに取り込むことで、より最適な配車計画を作成する
MOVOは開発スタッフをすべて社内に抱え、お客様からいただいた声を直接営業とエンジニアとが共有することで現場の課題を踏まえた開発を実現しています。
HacobuはLogistics Cloud MOVOの提供によって、荷主企業、元請企業、協力運送会社、ドライバーのやり取りがシームレスになり、サプライチェーン全体を効率化、最適化することを目指してまいります。
※1)MOVO Vista経由で案件を受け取った場合
サービス資料
MOVO Dispatchの機能や製品画面が分かる資料は以下よりダウンロードしてください。
https://bit.ly/3hd3YnP
Hacobuについて
「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指し、Logistics Cloud MOVOを提供
商号 : 株式会社Hacobu
設立 : 2015年6月30日
所在地 : 〒108-0073 東京都港区三田3丁目12番17号 プレクスビルディング3階
代表 : 代表取締役社長CEO 佐々木 太郎
https://movo.co.jp/