17万5780円から、フルHDなら様々なゲームがしっかりプレイ可能!
テレワークが超快適&「ウマ娘」やFPS人気タイトルもしっかり遊べるコンパクトな高コスパPC「ZEFT G17UMA」、Core i5とGTX 1660 SUPER搭載
2021年07月02日 11時00分更新
「ウマ娘」は30fpsに張り付き問題なく動作
最新作や人気作も快適なプレイを実現
それでは、ZEFT G17UMAのテスト結果を順にみていこう。まずは「ウマ娘」からだが、この「ウマ娘」はDMM GAMES版を「DMM GAME PLAYER」を介してプレイ可能だ。その要求スペックは、CPUが「Core i3-4360」もしくは「A8-7650K」以上、GPUが「GeForce GTX 750 Ti」もしくは「Radeon RX 250X」以上、そしてシステムメモリーは8GB以上必須と、なかなかハードルは高めだ。
とはいえ、ZEFT G17UMAはそれらのスペックをすべて満たしており、実際にプレイしてみても、ほぼ30fpsに張り付いた状態で、画面がカクつくような状況にはならなかった。もちろん、その快適さはいうまでもないだろう。
続いて「3DMark」(Version 2.19.7216)だが、ZEFT G17UMAは4K解像度でのテストとなるFire Strike UltraやTime Spy Extremeでは力不足は否めないものの、解像度がフルHDでのテストとなるFire Strike“無印”やTime Spy“無印”では、高いパフォーマンスを発揮。そのため、DirectX 12や11といったグラフィックスAPIを問わず、フルHDにおいてはZEFT G17UMAは高いポテンシャルが期待できそうだ。
では、人気のFPSから「Apex Legends」の結果に移ろう。ここではオプションから描画負荷が最大となるように設定してゲームをプレイ。その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得している。その結果だが、ZEFT G17UMAはやはり3840×2160ドットでは少々苦しいものの、2560×1440ドットでは常時80fps近いパフォーマンスを発揮。とくに、1920×1080ドットでは、最小フレームレートは113fpsほどと、高リフレッシュレートのディスプレーを組み合わせて、有利に立ち回りが可能だ。
さらに、もう1つこちらも人気を博しているタクティカルシューターの「レインボーシックス シージ」(以下、R6S)の結果をみてみよう。ここでは、オプションから最高プリセットを適用したうえで、ゲームに用意されているベンチマークモードを実行している。
その結果だが、R6Sは描画負荷が比較的軽いため、ZEFT G17UMAは3840×2160ドットでも最小フレームレートは60fpsを大きく上回っている。ただ、R6Sは先のApex Legendsよりもシビアな動作が要求されるため、より高いフレームレートがほしいところ。その点では、ZEFT G17UMAは1920×1080ドットで常時200fps近いフレームレートを叩き出しており、コアなプレイヤーでも納得にいくパフォーマンスを見せ付けている。
さらに、最近の話題作として「バイオハザード ヴィレッジ」のパフォーマンスもチェックしておこう。ここでは、オプションからグラフィックス自動設定で「画面品質重視」を選択してゲームをプレイ。その間のフレームレートをGPUOpenの「OCAT」で取得している。その結果だが、ZEFT G17UMAは、やはり3840×2160ドットでのプレイは厳しいものの、2560×1440ドットであれば最小フレームレートは60fpsに迫っており、1920×1080ドットにいたっては、平均フレームレートは125fpsに達し、プレイにまったく支障はない。
別のジャンルから「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク」も実行しておこう。ここでは、描画負荷が最大となる最高品質に設定してベンチマークを実行している。スクウェア・エニックスの指標では、スコア7000以上が最高評価とされているが、ZEFT G17UMAは3840×2160ドットではその指標に届いていない。
だが、ZEFT G17UMAは2560×1440ドットでそれを大きく上回り、1920×1080ドットにいたっては倍以上のパフォーマンスを発揮している。1920×1080ドットにおけるスコアの詳細をみてみると、平均フレームレートが102fps、最小フレームレートが41fpsと、ファイナルファンタジーXIを快適にプレイできることは誰の目に疑いの余地はない。
では、ゲーム以外のパフォーマンスもみてみよう。まずは、システム全体の性能が測れる「PCMark 10」(Version 2.1.2519)だが、ここでは無償版でも利用できるPCMark 10“無印”のテストを実行している。
ZEFT G17UMAの総合スコアは6000以上と比較的高く、スコアの詳細をみてみると、アプリケーションの起動やウェブブラウジングの性能をみるEssentialsが9644ともっとも高いスコアとなった。次いで、Officeアプリケーションの性能を示すProductivityで7915と良好な結果を残しており、テレワークに関してもパフォーマンスは十分といってよいだろう。
続いて「FFmpeg」を用いて、動画ファイルのトランスコードに要する時間を測定してみた。用意した動画ファイルは、ファイナルファンタジーXIをプレイした時間が7分弱で、フォーマットはMotion JPEGのものだ。これを、FFmpegでH.264/AVCとH.265/HEVCへとトランスコードしたわけだが、ZEFT G17UMAは前者が16分弱、後者は36分強で終了した。
とくに負荷が大きなH.265/HEVCが30分ほどで終了した点は、CPUのi5-11600KFの6コア/12スレッドが奏功した結果といえよう。
最後に「CrystalDiskMark」で、ストレージの性能も確認しておこう。その結果だが、シーケンシャルアクセスはリードで2000~2500MB/秒、ライトで1800MB/秒強とかなり優秀な結果を残した。
ランダムアクセスは、RND4K Q32T1で、リードが620MB/秒ほど、ライトが470MB/秒ほどと申し分ないスコアで、ゲームのロードなどでストレスを感じることはまずないはずだ。ZEFT G17UMAで採用されているSSDは、PCIe 4.0ではなくNVMe接続だが、この結果から十分な性能を備えている。
フルHDで高フレームレートを実現する高コスパな1台
以上のテスト結果から明らかなとおり、ZEFT G17UMAのポテンシャルはかなり高い。さすがに4K解像度でのゲームプレイは力不足となるものの、2560×1440ドット以下であれば十分なパフォーマンスを発揮。とくに、フルHDで高いフレームレートを稼ぐといった現在のトレンドにマッチしたマシンといって差し支えない。そして、このコンパクトなサイズも魅力的だ。足元はもちろんのこと、机上に置いても問題ないサイズで、非常に扱いやすい印象を受けた。
そして、冒頭でも述べたとおり、これだけの性能や機能を備えながら、税込みで20万円を切る価格に食指が動く人も多いのではないだろうか。これからテレワークが超快適なマシンがほしい、PCゲームを始めたいと考える人にとっては、まさに打ってつけの1台といっても間違いない。
(提供:セブンアールジャパン)