このページの本文へ

17万5780円から、フルHDなら様々なゲームがしっかりプレイ可能!

テレワークが超快適&「ウマ娘」やFPS人気タイトルもしっかり遊べるコンパクトな高コスパPC「ZEFT G17UMA」、Core i5とGTX 1660 SUPER搭載

2021年07月02日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Core i5-11600KFにGTX 1660 SPERという組み合わせ
マザーボードのH570M Pro4が高機能かつ高品質

 まずは、ZEFT G17UMAのスペックから紹介していこう。ZEFT G17UMAは、CPUに第11世代Coreプロセッサーの「Core i5-11600KF」(以下、i5-11600KF)を採用。このi5-11600KFは、6コア/12スレッドのCPUで、動作倍率のロックが外されたオーバークロック向けのCPUながらも、グラフィックス機能が省略され、コストダウンが図られている。

 冷却には、サイドフロー型でタワータイプの空冷クーラー「虎徹 MarkII」を装備。大きさはそこそこあるものの、冷却性能や静音性は申し分ない。

CPU-Z(Version 1.96.1)の実行結果

内部で一際大きな存在感を放つCPUクーラーの「虎徹 MarkII」

 一方、GPUには「GeForce GTX 1660 SUPER」(以下、GTX 1660 SUPER)を採用。このGTX 1660 SUPERは、Turingアーキテクチャを採用したGPUで、最新のAmpereアーキテクチャよりは1つ前の世代になるものの、1408基のCuda Coreを内包し、ミドルレンジ向けとしては高いポテンシャルを備え、TDPが125Wと抑えられている点も好印象だ。

NVIDIAコントロールパネルからシステム情報を確認したところ

 ビデオカードは、そのGTX 1660 SUPERを搭載したGIGABYTEの「GeForce GTX 1660 SUPER OC 6G」で、型番からも分かるとおり、ブーストクロックが1830MHzと、リファレンスから45MHz引き上げたクロックアップモデルだ。

GPU-Z(Version 2.40.0)の実行結果

カードのGIGABYTE製「GeForce GTX 1660 SUPER OC 6G」

 GPUクーラーは「WINDFORCE 2Xクーリングシステム」と呼ばれる同社オリジナルのもので、90mm角相当のファンを2基搭載。これらのファンはブラケット側が反時計回り、もう1基が時計回りと、回転の向きが変えられている点が特徴。GIGABYTEによると、向きを変えたことでファン間のエアフローがそろい、風圧が高まり、冷却効率が向上するという。また、ファンのブレードは線状の突起が4本設けられた独特なもので、GPUの負荷が低いアイドル時には回転を停止する機能も用意されている。

 マザーボードには、Intel H570チップセットを搭載したASRockの「H570M Pro4」を装備。microATXフォームファクターを採用したモデルで、電源部に50Aに対応したパワーチョークを使用しているほか、8フェーズ構成を採用するなど、コンパクトなサイズながらもなかなか豪華な仕様だ。

 さらに、これはセブンアールジャパンの保証範囲外になってしまうが、ASRock独自のオーバークロック機能である「ASRock BFB」という機能が用意され、ベースクロックの引き上げが可能。さらに、2.5GbE対応の有線LANと、Wi-Fi 6に対応した無線LANも備えており、ネットワーク周りは申し分なし。そのほか、PCIe x16スロットは、金属製カバーが装着された「強化スチールスロット」で、カードの重さで拡張スロットが損傷を受ける心配もない。また、システムメモリーはDDR4-3200を16GB備え、ゲーミング用途では十分。

 ストレージは、M.2 SSDであるWestern Digitalの「WD Blue SN550」の500GBモデルを搭載。ゲーミング用途では、多少容量が心許ないと感じる人もいるかもしれないが、その場合はBTOでSSDの容量を1TBに変更したり、HDDを追加したりするとよいだろう。BTOで変更しても、合計金額が20万円を超えないあたりは、本製品の魅力といえよう。

CrystalDiskInfo(Version 8.12.2)の実行結果

ストレージは、ヒートシンクの下にM.2 SSDのWestern Digital「WD Blue SN550」を搭載

 これらの屋台骨ともいえる電源ユニットには、SilverStone製「SST-ST60F-ESB」を搭載。80PLUS Bronze認証を受けた定格出力600Wのモデルだが、i5-11600KFにGTX 1660 SUPERという組み合わせでは十分な容量だ。

落ち着いた雰囲気のミニタワー型ケース
コンパクトながらも機能性は申し分なし

 それでは、ZEFT G17UMAの外観に話を移そう。ZEFT G17UMAは、ケースにThermaltakeの「Versa H17」を採用。黒一色の落ち着いた雰囲気で、天板の手前側に設置された青く点灯する電源ボタンが印象的なデザインだ。フロントパネルは、同社のロゴが配されている以外は無地ながらも、ブラシ仕上げが施され、見た目はかなりスタイリッシュだ。

黒一色でシンプルなデザインのフロントパネル。両端はメッシュ加工され、吸気孔となっている

 天板には、ヘッドフォン出力とマイク入力のほかに、USB 2.0を2基と、USB 3.0を1基用意。ヘッドセットやゲームパッドなどをUSB 2.0で、USBメモリーなどをUSB 3.0で使うことを想定した配置で使い勝手はいい。また、その天板と底面には、防塵フィルターが装着されているが、マグネットで固定されているだけなので、簡単に取り外し、水洗いするといったことも可能だ。

天板に3系統用意されたUSB。2.0と3.0とどちらの規格なのか明記されている点はありがたい

一方、こちらは底面の防塵フィルター。こちらも簡単に取り外すことができる

背面には6つのUSBが用意されているほか、Wi-Fi 6用のアンテナ端子の姿も確認できる。なお、グラフィックス出力はマザーボード側ではなくグラフィックスカード側を利用する

 サイドパネルは窓のないスチールタイプ。静音性を気にするのであれば、窓のあるタイプよりも、こちらのほうが秀でている。そのサイドパネルを外して内部を確認すると、コンパクトなサイズながらも、内部空間はかなり広めに確保されている。

 さらに、背面には120mm角ファンが1基装着されているが、CPUクーラーのファンと同じ高さにそろっており、エアフローが一直線に抜けるあたりは、冷却効果が高そうだ。また、電源ユニットにはカバーが装着され、内部空間のエアフローに電源ユニットのファンが影響を及ぼさない点も好印象だ。なお、Thermaltakeによると、長さが350mmまでのビデオカードが搭載可能なほか、280mmまでのサイズのラジエーターを取り付けることができるという。

サイドパネルを外して内部空間を見たところ。コンパクトなサイズながらも、内部空間は広めだ

 拡張ベイは3.5インチと2.5インチが2基ずつ用意され、HDDやSSDの増設にも十分対応可能。5インチベイは用意されていないものの、本製品にはUSB接続の光学ドライブが付属するあたりは、セブンアールジャパンのこだわりを感じ取れる。もちろん、光学式ドライブが必要ない人はBTOから省いて、価格を抑えることもできるのはうれしいところだ。

カテゴリートップへ