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T教授の「戦略的衝動買い」 第639回

クラウドから逆行を狙って1TBの「VAVA Portable SSD」を衝動買い

2021年07月01日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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今回のVAVA Portable SSD VA-UM003(右端)と左から順に秋葉原で買った安価な32GB USBメモリ、HIDISC 1TB USBフラッシュドライブ、ITPROTECH スティックSSD 1TBの4つを比べてみた

期待を裏切らない高速なパフォーマンス

 最後に、一般的に秋葉原で売られている安価なUSBメモリーと磁気研究所HIDISC 1TB USBフラッシュドライブ、ITPROTECH スティックSSD 1TBそして今回のVAVA Portable SSD VA-UM003の4つを、筆者の原稿書きデスクトップPCであるThinkCentre M630e Tinyの環境で“CrystalDiskMark”を使って読み書きのパフォーマンスを測定してみた。結果は、ほぼスペック通りのパフォーマンスを出し期待を裏切らない高速性能だった。

定番のベンチマークアプリ“CrystalDiskMark”の結果は想定の範囲。VAVA Portable SSDはやはり速い

 商品企画の初期に関わった専用ドライバなしでWindows環境なら使える世界初のUSBメモリ“IBM 8MB USB Memory Key”は、2001年1月の発売当初は4800円だった。そしてその20年後の2021年に出会ったVAVA Portable SSDは、なんと1TBで1万6000円前後。商品価格は約3.3倍になったが、この20年で容量は12万5000倍、転送速度は45倍、そしてMB(メガバイト)当たりの単価は確実に3万分の1以下になった。ストレージビジネスとは恐ろしいものだ。

 

今から65年前に登場したたった5MBの1トン・モンスター“IBM 350”。この65年で画期的な進歩を遂げたストレージデバイスの未来が楽しみだ

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:VAVA「VAVA Portable SSD/VA-UM003」(1TB)
・対応システム:Windows 7以降、Mac OS 10.12以降、Android KitKat(Version 4.4)以降、PS4/PS4Pro
・価格:1万5999円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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