アプリストアにはタイムリーな変更が
Windows 8で導入されて以来、これといった盛り上がりを見せていないアプリストアのテコ入れも発表されました。注目はサードパーティに独自の決済システムを認める点で、マイクロソフトが手数料を引くことなく100%の売上を得られるようになります。
これに対してアップルやグーグルは最大30%の手数料を課しており、特にアップルはサードパーティの決済を認めていないことで訴訟を起こされているだけに、このタイミングでの発表は大きなカウンターになりそうです。
また、ライバルにとって脅威になりそうなのが「Teams」のWindows 11への組み込みです。参加者がアプリやカメラの設定につまずいてビデオ会議が進まないというのはありがちですが、標準で使えるようになるというのは大きな進化といえます。
ただ、かつてマイクロソフトはWebブラウザのOS統合を巡って反トラスト訴訟に発展した経緯があり、Windows標準という優位性を活かして他のツールからシェアを奪っていくことになれば、物議を醸すことになるかもしれません。
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