インフォセック、サイバー脅威インテリジェンスを提供するRecorded Future社と協業
株式会社インフォセック
株式会社インフォセック(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:北風 二郎、以下インフォセック)は、Recorded Future Inc.の日本法人、レコーデッド・フューチャー・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、執行役 社長:牛込 秀樹、以下Recorded Future)とMSSP及びリセラー契約を締結しました。 本協業により、インフォセックはお客様に対するRecorded Futureのサービス提供並びに、監視サービスにRecorded Future社のインテリジェンスを活用したトータルセキュリティソリューションを提供して参ります。
近年、高度なサイバー攻撃がますます活発化する中で、特定の企業や組織を標的とした大規模な攻撃キャンペーンによる被害が後を絶ちません。
こうしたサイバー攻撃に対応していくためには、そのサイバー攻撃の背景となる「攻撃者が誰か」「ターゲットはどこか」「目的がなにか」「どの様な攻撃手法が用いられているか」といった情報を把握・理解することが、正しくリスクを判断し、効果的な対策を実現するために非常に重要となります。ハッカー側の動向や攻撃キャンペーンの情報、漏洩情報などの攻撃を企図する側が持つ情報を、組織の内部のセキュリティ対策から得られる情報に加えることで、組織への攻撃に対してプロアクティブなサイバーセキュリティ対策を取っていく足がかりとなります。
こうした背景から、インフォセックはオープンウェブ、ダークウェブ、IOC等の技術情報を相関分析、脅威や攻撃者を監視し、より戦略的かつプロアクティブな防御を可能にした「インテリジェンスベースセキュリティ」を実現するRecorded Futureと協業を開始しました。
Recorded Futureは、脅威インテリジェンスの専業ベンダーとして10年以上の実績を持ち、インテリジェンスを蓄積、オープンからダークウェブまで非常に幅広くかつ多言語に対応した95万以上の情報ソースから情報を収集し、特許取得済みの機械学習による分析により、最新の脅威インテリジェンスをリアルタイムに提供します。
インフォセックは、これまでセキュリティ監視や診断等で培った豊富な実績をもとにした独自の知見に加え、Recorded Futureの提供するインテリジェンスを組み合わせ、より効率的かつ先進的なマネージドセキュリティサービスを提供して参ります。
本サービスにより、マネージドセキュリティサービスを契約する企業は、Recorded Futureの脅威情報によって検知精度が向上することに加え、インシデントの分析に対して専門性を持つアナリストが高度なインテリジェンスを活用した具体的なリスクや外的な脅威情報を踏まえたレポートを受けることができ、セキュリティのリスクの低減とプロアクティブな対策の実現を可能にします。
また、セキュリティアセスメントへの活用や脆弱性情報に関する情報提供、情報漏洩時のダークウェブ上での漏洩情報の調査などのサイバーセキュリティ対策サービスの提供も今後目指して参ります。
インフォセックはMSSP契約と併せてリセラー契約を締結し、ライセンスの再販も開始致します。自組織にてPSOCを構築している組織や、CSIRTの効率的な運用を目的とする組織、既に脅威インテリジェンスを契約しつつ追加でのインテリジェンスを活用されるお客様等が、直接Recorded Futureの脅威情報を取得し、自組織のセキュリティ業務にRecorded Futureのインテリジェンスを活用することで、脅威に関するより深い情報と調査を行い、効果的かつ効率的なセキュリティ運用を実現することが可能になります。
インフォセックはマネージドセキュリティサービスの提供実績に加え、PSOCの構築やCSIRTの構築運用に関するご支援も提供しており、インテリジェンスを活用した組織づくりをトータルにご支援します。
【会社概要】
●株式会社インフォセックについて( https://www.infosec.co.jp/ )
インフォセックは、NECグループの情報セキュリティ専門会社として、高い専門性を持ったセキュリティアナリストによるMSS(マネージドセキュリティサービス)、セキュリティコンサル、インシデントレスポンス等、お客様のセキュリティ対策を一気通貫でご支援します。お客様のさらなる成長と価値創造の基礎となる安心・安全なサイバー空間の実現のための情報セキュリティサービスを提供します。
●Recoded Futureについて(https://www.recordedfuture.com/jp/)
Recorded Future は脅威インテリジェンスのリーディングカンパニーです。組織化・凶悪化する攻撃には従来型の防御ベースセキュリティだけでなく攻撃者を分析し対処するインテリジェンスベースセキュリティが必要になります。レコーデッドフューチャーは、ダーク、オープン、技術情報等、95万を超える情報ソースを機械収集し機械学習と自然言語処理によって相関分析された情報をポータル、API等にてお客様に提供します。 Recorded Future プラットホームはリアルタイムに更新されており、SOC、CSIRTのセキュリティエンジニアを強力に支援します。