凸版印刷、「IEMANE(R)」が東急リバブルで採用
凸版印刷株式会社
家電や住宅設備をPC・スマートフォン上で一元管理できるサービス「IEMANE(R)」が東急リバブルの新築分譲マンションで導入開始
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、家電や住宅設備の取扱説明書・保証書などをPCやスマートフォン上で一元管理可能なサービス「IEMANE(R)(イエマネ)」を2019年4月より提供しています。 このたび「IEMANE(R)」が東急リバブル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:太田 陽一、以下 東急リバブル)の新築分譲マンション「ルジェンテ浅草 アベニュー」で採用されました。 「IEMANE(R)」を導入することにより、住宅事業者は物件引き渡し時に入居者に渡す書類や住宅設備の取扱説明書を電子化することが可能なため、書類管理にかかるコスト削減と業務負荷を軽減することができます。また「IEMANE(R)」を通じて、入居者に定期点検や新しいサービスのご案内などの情報発信ができ、継続的なコミュニケーションを図ることが可能です。入居者は、入居時に渡される大量の書類を保存しておく必要がなく、「IEMANE(R)」のアプリ上から簡単に確認できます。
■ 背景
住宅事業者はこれまで、物件を契約し引き渡す際に必要な書類を準備するコストやそれにかかる業務負荷が大きいことが課題となっていました。また物件引き渡し後、入居者との接点の獲得が難しく、定期点検のお知らせや新しいサービスの提案を行いたいと考えても、認知してもらう手段が少ない、といった問題もあります。入居者側では、引き渡し時に渡される書類の管理が面倒、必要な時に手元にないといった悩みを抱えていました。
このような中で凸版印刷は、入居者とのコミュニケーション機能も兼ね備えた、家電や住宅設備などをPCやスマートフォン上で一元管理可能なサービス「IEMANE(R)」を2019年4月より提供しています。このたび、東急リバブルの新築分譲マンションに「IEMANE(R)」が採用されました。
■ 「IEMANE(R)」の特長
・家庭の家電・住宅設備の取扱説明書等をデジタルで管理可能
「IEMANE(R)」上で、利用中の製品の型番を入力することで、簡単に登録が可能。製品を登録すると、取扱説明書や製品情報は自動で登録され、「IEMANE(R)」上で管理することができます。そのため、ユーザーは手軽にサービスを使用できるとともに、登録した家電や住宅設備の情報を家族間で共有することも可能です。また、「IEMANE(R)」に登録された情報はクラウド上のサーバに保存され、IDとパスワードで管理されるため、スマートフォンを買い替えた場合も引継ぎを簡単に行うことができます。
・簡単に製品への問い合わせが可能
製品の故障時などに、「IEMANE(R)」上で問い合わせが簡単に可能。いざというときにスムーズに対応することができます。
・メンテナンス時期を自動でお知らせ
「IEMANE(R)」を介して登録した製品のメンテナンス時期や方法を自動でお知らせします。製品の保証期間や標準使用期間の終了もお知らせするため、買い替え時期の目安がわかります。万が一、製品がリコール対象になった場合もお知らせが届くため、安全に家電や住宅設備を使用することができます。
・入居者へのお知らせが可能
住宅事業者は、入居者に対し「IEMANE(R)」を通じてお知らせを配信することが可能です。今まで掲示板に掲載していた情報を配信することはもちろん、サービスの提案などに使用することが可能です。
・各部屋の初期設備の管理が可能
住宅事業者は、各部屋の初期設備の情報を「IEMANE(R)」上で一括管理することが可能です。多くの住宅事業者が課題を感じている、各部屋の設備情報を管理できていないという問題を解決し、標準使用期間を超えた設備を入居者入れ替わりの際に交換するなどの業務効率化を支援します。また、入居者から初期設備に関する問い合わせを受けた際、「IEMANE(R)」を参照することで、どの製品に関する問い合わせなのかを簡単に把握することができます。
■ 価格
1万円/戸 ※サービス利用に伴うランニングコストは発生しません
■ 今後の目標
凸版印刷は今後、「IEMANE(R)」を分譲マンションだけでなく、賃貸マンションや戸建てなどに提供し、2025年までに関連受注含め約20億円の売り上げを目指します。
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