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B&Wが初の完全ワイヤレス「PI7/PI5」~ノイズキャンセル搭載でBluetooth非対応機ともつながる

2021年06月22日 11時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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 サンプル機を試せたので、iPhone 12 Proと組み合わせたインプレッションをお届けする。

右がPI7、左がPI5

 まず、PI7/PI5はどちらもコンパクトなパッケージだが、PI7の方はずっしりとした重みがある。

 ケースのボタンを押下すると、ペアリングモードに移行する。Androidスマホを使っているのであれば、Fast Pairに対応しているのでより簡単につなげられる。また、どちらもマルチペアリングが可能だ。本体はとてもコンパクトで、耳に入れてからひねると確実に固定される。装着感は高いと言えるだろう。操作はタッチ方式で確実に使うことができた。ちなみに標準のイヤーピースをfinalのType Eイヤーピース(Lサイズ)に変えてみたが、ケースに収められた。

 特にPI7の音質はマルチドライバー機らしくきわめて音域が広く良好だ。低音域は叩きつけるようにパワフルで重みのあるウッドベースの再現、引き締まったアタック感の強さが印象的だ。中高域は透明感が高く、細かい音も良く聴こえる。低域が沈むように深く、中高域が上に伸びるように鮮明なので、ワイドレンジ感が引き立つ。また音場感も良く立体的だ。

 音の個性としては「シャープで鋭い」というよりも「オーディオらしい豊かさ」がある。多くのオーディオマニアが好む、全体的な厚みのある音だと思う。ここはB&Wらしいところだと言えるだろう。

 PI5とPI7を比べてみると、まず中高域の鮮明さに違いがある。PI7の方が楽器音が鮮明で、よりくっきりと明瞭に聴こえる。また低域もPI7の方がPI5よりも出ているのでワイドレンジ感がある。PI7をしばらく聴いてからPI5を聴くと音楽が少しスケールダウンしたように感じられる。

 ただし、比較すればやや譲るという話で、PI5も質の優れた他社のシングルドライバー機と同等以上のレベルの音質はあると思う。価格を考慮すれば、上等な機種だ。音の傾向としてはPI7と似ているので、B&Wらしい音が気に入っていて予算を少し抑えたいならPI5もありだと思う。

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