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iOSやmacOSの進化が見えた! 「WWDC21」特集 第6回

iOS 15の12の新要素を確認 FaceTimeで音楽や動画を一緒に楽しんだり、通知の表示にも変化!

2021年06月09日 09時00分更新

文● オカモト/ASCII

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【iOS 15の新要素 その9】
天気アプリの見栄えが大きくアップ

 iPhoneでよく使うアプリの上位ランカー、「天気」アプリは天気の状態を伝えるグラフィカルな演出が大きく強化。単に晴れや雨といった限られたパターンの天気を表現するだけでなく、太陽の位置や降水量まで正確に反映させたアニメーションとのこと。さらに雨や雪の降り始めや止むタイミングも通知で知らせてくれる。

詳細なアニメーションと演出で天気の状況を表現

【iOS 15の新要素 その10】
ウォレットアプリが身分証明書やホテルのキーにも対応

 こちらも米国内での対応が中心ながら、Appleウォレットも大きく進化する。iPhoneの自動車のカギとして利用、BMWから対応モデルの発売はすでに昨年公表されているが、さらにiPhone 11以降で搭載のUWB機能と組み合わせた、近づくだけでロック解除される機能、対応ホテル(ハイアットホテルなど)で使えるデジタルキー機能も今回発表された。

一部の対応ホテルで、iPhoneがルームキーになる

 さらに今年後半には、アメリカの一部の州で、運転免許証や身分証明書をAppleウォレットに追加可能に。さらに空港の保安検査場で、そのデジタル化された身分証明書が使えるようになるとしている。

運転免許証までiPhoneに登録できるように

【iOS 15の新要素 その11】
ヘルスケアでは歩行安定性の記録に、家族や主治医との情報共有も

 ヘルスケアもアップルが力を入れている領域。加齢とともに転倒によるケガのリスクが上昇するが、歩行が安定しているかどうか、iPhoneのモーションセンサーのデータから分析して、健康指標の作成につなげるという。ヘルスケアアプリでは歩行安定性を高めるためのエクササイズムービーも用意される。

ユーザーがしっかりと安定して歩いているか、iPhoneが検知してくれる

 また、健康診断の結果についてもヘルスケアアプリに蓄積することで、数値が基準内であるか、また長期的な変化を分析し、なんらかの兆候があると通知してくれる。こうした健康データはプライバシーを保護した上で家族や医療機関とも共有可能。アメリカの電子カルテ企業との連携により、主治医がデータを見られるようにすることで、短時間で適切な治療に繋げられる。ただし、極めてプライベートな情報を扱うため、アップルがいかにセキュリティに力を入れているか、アップルが情報を取得していないという点については繰り返し強調されていた。

健診のデータもヘルスケアアプリ内に蓄積できる

iPhoneに蓄積した自分の体に関する情報を医師に提供することまで可能に

ヘルスケアアプリからの情報共有に対応した電子カルテサービスの一覧

【iOS 15の新要素 その12】
Siriの音声処理はiPhone内で完結 ただしA12以降が必要

 セキュリティ関連ではもう1つ注目の新要素がある。Siriを利用する際の音声認識処理はクラウドではなく、デフォルトで端末内で完結。パフォーマンスもアップするとのこと。ただし、この点には注釈もあり、A12 Bionic以降のSoCを搭載したiPhone/iPadでの対応となっている。iOS 15はiPhone 6s以降で利用できるが、iOS 15の新機能の多くを活かすにはiPhone XS/XR以降が求められるというわけだ。

 

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