「不動産仲介会社に関するユーザーアンケート」を実施
株式会社デザインワン・ジャパン
~コロナ禍の物件探しは仲介手数料や口コミを「事前に調査」するユーザーが多数~
株式会社デザインワン・ジャパン(代表取締役社長:高畠靖雄、東証一部 6048)は、運営する店舗の口コミ・ランキングサイト「エキテン」のユーザーに、「不動産仲介会社に関するユーザーアンケート」を実施しました。
2020年に国土交通省が実施した調査では、全国の宅地建物取引業者数は125,638社にのぼり、コンビニエンスストアや歯科医院の数よりも多い業種となっています。国立研究開発法人産業技術総合研究所によると、日本人の引越し回数は、平均して約3回という調査結果が出ており、進学・就職・転勤・結婚など、人生の節目で住居を住み替える人も多く、不動産仲介会社を利用する機会は多いのではないでしょうか。
エキテン総研では、不動産の賃貸や売買をおこなう際に利用する不動産仲介会社を、ユーザーがどのように選ぶのか、選ぶ際に重視する点などを調査しました。
【不動産仲介会社に関するユーザーアンケート】
■調査概要
対象者:店舗の口コミ・ランキングサイト「エキテン」のユーザー(全国10~80代男女)
回答数:411
調査時期:2021年4月28日~2021年5月6日
調査方法:インターネット調査
調査機関:エキテン総研(株式会社デザインワン・ジャパン)
【不動産の賃貸や売買を検討する際、まず最初にどのように物件情報を調べますか】
不動産の賃貸や売買を検討する際、物件探しサイトから気になる物件を探し、その物件を取り扱う不動産仲介会社に問い合わせをしたり、住みたい街に出向いて、駅の近くにある不動産仲介会社を訪ねてみたりと、人によって物件情報へのアクセスの仕方は様々です。
本調査では、6割以上のユーザーが「物件探しサイトを検索」して物件情報を探していることが分かりました。一方、「特定の不動産仲介会社に問い合わせる」と回答したユーザーも、232人中100人となりました。
【不動産の賃貸や売買は、どのような不動産仲介会社を利用しますか】
約半数のユーザーが「こだわりはない」と回答している一方で、「街の小規模な不動産仲介会社」、「大手の不動産仲介会社」と回答したユーザーはそれぞれ2割前後となりました。
【不動産仲介会社の情報は、どのように調べましたか】
不動産仲介会社の情報については「SUUMOやat homeなどの物件探しサイトに表示されている不動産仲介会社の情報」にアクセスして調べているユーザーが半数以上となりました。
また、検索エンジンで検索したり、(不動産仲介会社の)ホームページやエキテンなどの店舗情報サイトの情報を閲覧したりと、事前に仲介会社の情報を検索しているユーザーも多いことがわかります。
【不動産仲介会社を選ぶ際に見る情報のうち、重視することを教えて下さい】
不動産仲介会社を選ぶ際の情報として重視することについては、「料金(仲介手数料など)」を挙げたユーザーが最も多くなりました。不動産の賃貸や売買の際に発生する仲介手数料は賃貸の場合で家賃の0.5ヶ月分~1ヶ月分が相場と言われており、その料金設定は不動産仲介会社によって様々です。高額な出費になるため、事前にチェックしてどこの会社を利用するかを考えるユーザーが多いことが分かります。
また、「口コミの多さ・質」「頻繁に情報を更新していること」と回答したユーザーも多くなりました。
【不動産仲介会社を選択する決め手は何ですか】
不動産仲介会社を選択する決め手としては、「信頼できるかどうか」を挙げたユーザーが最も多くなりました。次いで、「スタッフや営業マンの提案力」という回答が続きます。
前出の質問では、不動産仲介会社を選ぶ際に重視する情報として、「料金(仲介手数料など)」を挙げたユーザーが最も多くなりましたが、最終的な決め手となるのは、会社が「信頼できるかどうか」「スタッフや営業マンの提案力」など、人に依る部分であることが分かります。
また、「料金」に次いで「口コミの多さ・質」「頻繁に情報を更新していること」などが情報として重視されていることから、事前にホームページや店舗情報サイトから、その会社が信頼できるのか、提案力のあるスタッフがいるかなどをユーザーは調べているものと推察されます。
【コロナ禍以前と比較して、不動産の賃貸・売買を検討する上で変化したことはありますか】
2020年2月以降に不動産賃貸・売買を検討している人に、コロナ禍以前と比較して変化したことをたずねると、「特に変化はない」と回答したユーザーが多くなったものの、約25%のユーザーが「往訪する予定の不動産仲介会社の情報を事前に調べるようになった」と回答しました。その他にも、「VRやオンライン内見ができることを重視するようになった」など、新型コロナウイルス感染予防に配慮した仲介会社選びをするユーザーも一定数いるようです。
【不動産の賃貸・売買を検討するきっかけについてできる範囲で教えて下さい】
不動産の賃貸・売買を検討するきっかけについては「家族構成に変化があったから」「現住まいの更新時期だから」という一般的なきっかけを挙げたユーザーが多くなった一方、「経済状況が厳しくなり住環境を変える必要がある」「テレワークが増えて住環境を良くしたいと思ったから」など、コロナ禍に起因する住み替えも検討されていることがわかります。
【不動産仲介会社の選定や物件探しは引っ越したい時期から逆算していつ頃から始めましたか】
不動産仲介会社の選定や物件探しは、引っ越したい時期から逆算して5ヶ月以上前から始めたユーザーが約半数となりました。
年度末の3月や、大学の秋入学・企業の人事異動などがある9月は引っ越しが多くなる時期と言われています。ユーザーが物件や不動産仲介会社探しを始める時期に合わせ、ホームページや掲載している店舗情報サイトに、料金やスタッフ紹介など、ユーザーが求める情報を掲載すると良いのではないでしょうか。
※グラフ内の構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合があります。
※本調査の内容ならびにグラフなどを紙面や映像、サイトなどに掲載する際は、「エキテン総研調べ」と明記してください。
【「エキテン」について】 https://www.ekiten.jp/
「エキテン」は、リラク・ボディケア、ヘアサロン、クリニック、グルメなど、オールジャンルの店舗・施設の情報を掲載している国内最大級の口コミ・ランキングサイトです。掲載店舗数は約518万店※ 、口コミ掲載数は累計約355万件※を誇り、2007年6月のサービスリリース以来、日本全国の「お店を探したい!」という消費者と「集客効果を上げたい!」という事業者とをつないでいます。※ 2021年2月末現在。
【エキテン総研について】
エキテン総研では、エキテン掲載店舗への調査を実施し、中小事業者の店舗運営や経営についてのトレンドや課題を抽出・研究しています。
【株式会社デザインワン・ジャパンについて】 https://www.designone.jp/
私たちデザインワン・ジャパンは、すべての消費者の暮らしをより発見的で豊かなものにするために、ITを活用し消費者と事業者をつなぐサービスを運営しています。これらのITサービスを通して、地域経済、日本経済、ひいては私たちが目指す「世界を、活性化する。」というミッションを実現してまいります。
会社名:株式会社デザインワン・ジャパン
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア8F
代表取締役:高畠 靖雄
設立年月:2005年9月13日
資本金:648,092,000円
上場市場:東京証券取引所市場第一部
事業内容:インターネットメディア事業
【本件に関する報道関係者様のお問い合わせ先】
株式会社デザインワン・ジャパン サービス広報担当
TEL:03-6908-7820 FAX:03-6421-7463 Mail:pr@designone.jp