アイデミアが日本のペイメント業界に参入、金融系カードの提供を開始
アイデミア・ジャパン株式会社
非接触チップ搭載カードを、国内カード会社へ提供開始
拡張アイデンティティの世界的リーダー企業である IDEMIA(日本法人:アイデミア・ジャパン株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役:根津伸欣、以下アイデミア)は、本日、日本国内の金融機関向けに、VisaやJCBでも公認されているJIS-2規格に準拠したデュアルインターフェイス仕様のペイメントカードを提供することを発表しました。
アイデミアは、株式会社UPSIDERなどのフィンテック系カード会社を皮切りに、トヨタファイナンス株式会社をはじめとした国内大手カード会社に対しても、非接触チップを搭載したデュアルインターフェイスカードの提供を開始し、急速にサービスを拡大しています。
「私たちは、JIS2(*)規格に準拠したアイデミア・ジャパンとして初の非接触チップ搭載カードをお届けできることをとても嬉しく思います。また、既存クライアントをはじめ更なる顧客ニーズに応えていけることを嬉しく思います。アイデミアは、グローバルに事業を展開し、決済に関する専門知識をもとに、市場の発展と急速に拡大するフィンテックの需要をサポートできるポジションにあります。世界中の金融機関で使用されている当社のペイメントカードに、今後もセキュリティや非接触チップにおける機能を強化していきます。」と、アイデミア・ジャパン株式会社 代表取締役の根津伸欣氏は述べています。
日本のペイメントカード発行者は、アイデミアの非接触チップ搭載カードを当社のスマートデジタルソリューションのポートフォリオと統合することができます。すなわち、デジタルチャネルでカードの暗証番号を発行するスマートピン(Smart PIN)や、店舗でカードを即時に発行するスマート・インスタント・イシュアンス(Smart Instant Issuance)などのサービスと統合可能です。また、ユーザーは、スマートフォンでカードをタップするだけでカードアクティベーションを行うことができるアイデミア・コネクトを活用できるようになります。
アイデミアは、金融機関向けのグローバルなサービスを開発・拡大しています。例えば、金融機関向けのエンドツーエンドの持続可能なポートフォリオである グリーンペイ(GREENPAY)や、世界中の至るところでカード発行プロセスを可能にするために、フィンテックやネオバンクをサポートするグローバル・フィンテック・アクセラレーター・カード・プログラム(Fintech Accelerator Card Program)などを提供しています。
*「JIS」は「日本工業規格」という日本国内の規格です。国際的な標準規格を示すのは「ISO」で、世界163ヵ国が参加しています。
「JIS-2 規格」は日本で広く用いられていますが、日本独自の規格です。
【IDEMIA(アイデミア)について】
アイデミアは、拡張アイデンティティの世界的リーダー企業です。市民や消費者が日常生活における重要な活動(支払い、インターネット接続、旅行など)を、物理的な空間やデジタルな空間で行うことができる信頼できる環境を提供しています。私たちが暮らす今日の世界では、アイデンティティを保護することが極めて重要な使命となっています。プライバシーと信頼を確保し、安全で認証された検証可能な取引を保証する拡張アイデンティティを支持することで、私たちの最大の資産の一つであるアイデンティティについて、考え方、生産、使用、保護の方法を再構築します。アイデミアは、金融、通信、アイデンティティ、公共セキュリティ、IoT分野の国際的な顧客に拡張アイデンティティを提供しています。世界中に15,000人近くの従業員を擁する当社は、180カ国のクライアントにサービスを提供しています。
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